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ブルーノ・ジャパンの最新序列。W杯出場権を懸けたアジア選手権のメンバー争いを読み解く。

PHOTO BY軍記ひろし

当落線上の室田祐希を上回るアラが出てくるか

●アラ(攻撃的)
仁部屋和弘
逸見勝利ラファエル
加藤未渚実
室田祐希
────────
堀米将太
田口元気
内田隼太
田村龍太郎
橋本優也
八木聖人
新井裕生
瀧澤太将

日本フットサルで最も輩出されてきたのが攻撃的「アラ」だが、この4枠の争いも、残すは“最後のイス”かもしれない。“日本の10番”仁部屋和弘が完全復活を遂げたことと、10代の頃から“日本の至宝”と呼ばれた逸見勝利ラファエルを押しのけられる選手は、今の日本にはいないだろう。このポジションには、「ドリブラー」、「シューター」、「パサー」、「レフティー」などの武器が考えられるが、左利きのドリブラーである加藤未渚実も常にハイレベルなプレーを示しているため、優位は変わらない。トリッキーな仕掛けで局面を動かすことのできる室田祐希が当落線上にいることを考えると、A代表デビューを飾った堀米将太や、直前の合宿で呼ばれた田口元気、“清水世代”の内田隼太、名古屋での存在感が増す橋本優也、ケガから復帰した八木聖人などが圧倒的な武器を見せられるかどうか。メンバーが入れ替わる可能性はまだ残されている。

【次ページ】“ピヴォ御三家”を凌駕する選手が登場するのか

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