11月25日（日）、ボンフィンフットボールパーク落合南長崎で日本初となるフェス型フットサルイベント「SALフェス」が開催された。そこでKIZUNAとの協賛企画の一つとして、Jリーガー町田也真人×Fリーガー中井健介による夢の対談も実現。

実はこの2人、同じ専修大学出身の同級生でもあり学生時代からとても仲が良い。そんな2人が考えるJリーガーとFリーガーの違いとは？そして、町田と中井の知られざる学生時代のエピソードについてトークショーでは語られた。尚、トークショーも進行役はペスカドーラ町田のアシスタントMC七瀬清美とアグレミーナ浜松のアシスタントMC西尾穂乃花が務めた。

JリーガーとFリーガー、同じフットボーラーである2人の本音について迫る──。

町田はみんなが憧れる存在だったが中井は朝に弱かった……

西尾　最初のトークテーマは「お互いの考えるJリーガーとFリーガーの違いについて」を教えていただきたいです。

中井　この前、也真人はペスカドーラ町田対立川・府中アスレティックFCの試合の解説をしてくれたんですよ。そこでサッカー選手としてサッカーをやっていてその違いをどう思ったのか率直に聞きたいんだけど。

町田　ボールを扱うことは同じことだと思うんだけれど、スペースがないからその中で自分の空間を作る作業というのがフットサルの選手では一番重要なことなのかなと思いながら見ていました。

中井　スペース？

町田　すごく狭いから一歩でもバックステップ踏んで、自分の空間を作ることができるような選手が良い選手なのかなと思いながら見てた。

中井　僕もずっとサッカーをやっていて、大学を卒業してフットサルを始めたんですけど、一歩の動きの質の違いというか。最初はそこに気づけなくて悩んでいた時期はありました。でもそれをクリアしたことによって動きの質とかフットサルが分かってくることに繋がりました。

西尾　なるほど！そんな違いがあるんですね。それで、お互いに気になることはありますか？

七瀬　逆に大学時代と今のプレーでここが変わったなというか、お互いプロになってここがすごく伸びたなというところはあったりしますか？

町田　フットサルは大学の時から見ていたわけではないからどこが変わったとかというのは分からないけれど、大学時代から本当に負けず嫌いで、そこは変わっていないなって思います。あと、よりスピードが増していて日々努力しているんだなというのは感じました。

中井　照れますね、これは（苦笑）。個人的な話になるんですけど、僕が大学の時、也真人選手は同級生なんですけど全選手が憧れるような選手で。

町田　本当？

中井　いや、もう後輩とかみんな憧れていて、すごくテクニシャンなんですよ。それでフットサルを始めて也真人のプレーに少しずつ近づいていってるなというのはやっていて感じて。それで動き方の質とか身体の使い方を良くしたら（也真人に）近づいている自分がいて、ジェフでの活躍を見ながら自分と比較していつも見させてもらっていました。

西尾　憧れの対象なんですね。

中井　憧れの同級生です（笑）。

西尾　ありがとうございます。

町田　「ありがとうございます」は俺が言う……。

西尾　次の話題があるので（笑）。

七瀬　（笑）。そんなお2人ですが大学時代はどうだったのかすごく気になるんですけれど。お互いに大学時代はどんな人だったのか、なにか面白い話がありましたら教えてください。

中井　さっきも言ったとおりになるんですが、みんなから尊敬される選手だったのが町田選手なので。そんな選手から逆に僕はどんな感じでしたか？

町田　嫌だなぁ……（苦笑）。僕たち専修大学の練習は朝なんですよね。朝の7時から8時半までが練習で、1年生のときには6時15分には集合して6時半には練習の準備を完了させなければいけないんですよ。でもいつも、集合時間ギリギリになっても「健介いないぞ！」って……。

中井　近くにはいたんですけどね！

町田　大学に一番近いところに住んでいたのが幸いなんですけど。

中井　大学の道路一本挟んだところに僕が住んでいて。それで、ちょっと、朝が苦手で……（苦笑）。って、なんでこれ言ったの!?

七瀬　なんか、意外ですね。サッカー選手になる人とかフットサル選手になる人って勝手なイメージですけど、朝が強そうなイメージはありませんか？何時に起きて何をしてという、ルーティーンをちゃんと決めているイメージはあるんですけど。逆に中井選手、今はちゃんと起きられていますか？

中井　大分マシになりましたね。普通ぐらいには。

七瀬　でも相当仲が良かったんですね。

町田　本当、仲は良かったと思います。

中井　自撮りでツーショットとか撮っていたもんね（笑）。