1月24日から、Ｆリーグ2024-2025 ディビジョン１のファイナルシーズンが開幕する。今回、Ｆリーグ史上初めて「北九州」がセントラル開催の舞台に選ばれた。

ボルクバレット北九州の選手たちは、地元開催での盛り上がりを目指して北九州市内のすべての小中学校にチラシを配布。クラブ公式SNSでも情報発信を行うなど、積極的な集客活動を行なっている。

「いろんな方に見に来てもらって、北九州の魅力を感じてほしい」

そう話したのは、キャプテンの安嶋健至とストライカーのクシヤマ・イザケ。この2人に試合への意気込みはもちろん、北九州の魅力やセントラル開催への思いを語ってもらった。

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北九州は「マジでめちゃくちゃいい街」

──初の北九州セントラル開催に向けて、今どんな気持ちでいますか？

安嶋　昔のフットサルの試合は、セントラル開催だったんですよ。僕もまだＦリーガーではない時にセントラル開催を観戦していたので、あの舞台への憧れがありました。

特に代々木体育館の景色を覚えています。たくさんの人がいましたし、会場も特別な雰囲気になるんですよ。華やかさがあるので、憧れる子どもたちも出てくるのではないかと思いますし、見る人も一つのエンタメとして楽しんでもらえると思います。

それを北九州で開催できることは、自分自身もＦリーグに憧れた人間の1人としてとてもうれしいです。今回のセントラル開催にはフットサルの可能性があると思いますし、貴重な機会だなと思います。

クシヤマ　僕は率直にワクワクしています。友達を試合に呼んだのですが「いつ来ても試合が見られるよ」という誘い方ができました。みんなそれぞれ都合がありますが、3日間の開催だと、いつ来ても試合があるので誘いやすいです。いろいろな人に来てもらえるチャンスですし、いつもよりお祭り感を味わえるかなと思ってすごく楽しみにしています。

──お2人が思う、北九州の魅力を教えてください。

安嶋　いやもう、マジでめちゃくちゃいい街なんですよ。やばいよな？

クシヤマ　やばいっす。抜けられなくなりますよ（笑）。

安嶋　いい意味で“ちょうどいい”んですよ。山・川・海、全部そろっていて自然もあるし、都会に出たかったら天神もあります。田舎すぎず都会すぎず、物価も安いです。

クシヤマ　ご飯も美味しいから、お酒も進むと思います。

──お気に入りのお店や、おすすめスポットもぜひ教えてください。

安嶋　まず、焼き鳥系はほぼ外れないですね。どこのお店に行ってもうまいと思います。

クシヤマ　ラーメン系もうまいっすね。「一蘭」が王道ではあるんですけど、他のところも美味しいです。街も豚骨の匂いがします（笑）。

安嶋　「資さん（すけさん）うどん」は24時間やっているので、試合の帰りに寄ってほしいですね。

クシヤマ　あとはもつ鍋、あれは絶対食べたほうがいいです。

安嶋　小倉城の近くに「リバーウォーク北九州」という商業施設があるのですが、その辺りにはイルミネーションもあります。夜に行ったら“映える”と思いますよ。

遠征は試合とセットで、その街に行く楽しみもあると思うんですよ。そういった意味でも「北九州に行きたい」と思ってもらいたいですし、小倉を楽しんでほしいですね。

得点を挙げて、勝利を収めたい

──北九州で行われる2試合で、観客のみなさんにどんな姿を見せたいですか？

安嶋　僕はまず、確実に2連勝したいです。今シーズンはまだホームで一度しか勝てていないので、ここで絶対に勝利を見せなきゃいけないと思っています。自分自身もまだホームで得点できていないので、ゴールという結果を出したいです。

クシヤマ　同じですね。自分もとにかく得点を決めたい。シュートを打ったら会場は湧くし、入ったらヒーローなので、まずはゴールを目指していきたいです。あとは見に来て良かったなと思えるような試合ができるように頑張りたいです。

──最後にファイナルシーズンに向けて、北九州のファン・サポーターさん、フットサルファミリーの皆さんに一言お願いします。

安嶋　まずは、ボルクのサポーターの人たちを喜ばせたいです。ファンの人たちも、北九州に誇りをもっていると思います。だからこそいろんな方に見に来てもらって、北九州の魅力を感じてほしいです。そのためにも、自分たちはより集客を頑張らなきゃいけないと思っていますし、ファン・サポーター、選手、スタッフが一緒になって、このラウンドを盛り上げていけたらうれしいです。必ず勝利を届けます。

そして、日程もギリギリの発表だったので、予定を組むことが難しかった人たちもいるかもしれません。それでも、Ｆリーグが素晴らしいリーグだとファンの人は思っていると思うので、ぜひ多くの方に足を運んでほしい。ファイナルシーズンを成功させるために、自分たちも頑張ります。

クシヤマ　ホームだけでなく、アウェイでもこんなに北九州から応援に来てくれることは当たり前ではありません。毎回、試合前に「今日も真っ赤や。行くぞ」という気持ちになっていますし、いつも感謝してます。昨シーズンはファイナルで1勝もできなかったのですが、今シーズンは一つでも順位を上げられるように頑張るので、応援よろしくお願いします。

そして、12チームのファンの人たちが北九州に集まるということは、小倉の街がＦリーグファンで埋め尽くされるということです。ご飯屋さんなどでお酒を飲んで酔っぱらったら、どんどん周りの人に「フットサルファンです」というのを広めてほしいです（笑）。3日間、北九州を思い切り楽しんでほしいなと思っています。

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