28日、デウソン神戸は契約満了に伴い、鈴村拓也監督が今シーズンで退任することになったと発表した。

神戸は来季Ｆ１昇格を果たせるか

退任の決定した鈴村監督は2010年に選手として入団。2016シーズンに38歳で現役を引退すると、翌シーズンから監督としてチームに携わった。

鈴村監督はＦ２優勝、Ｆ１昇格という目標を掲げていたが、それを達成できず「申し訳ない気持ちでいっぱい」とコメントし「全カテゴリーの選手、スタッフと共に日々全力で目標に向かって戦えたことは財産です」と振り返った。

鈴村監督の退任が発表された翌日、クラブは横澤直樹氏の監督就任を発表した。

横澤新監督は今シーズン途中までボアルース長野を指揮。長野での通算成績は2勝7分55敗と成績は振るわなかったが、自身初となるＦ２ではどんなインパクトを与えるか。

クラブ公式HPでは「歴史のあるクラブで指揮を執らせていただけることがとても嬉しく、楽しみでしかありません。初年度からクラブを支え続け、尽力されてきた方々への感謝の気持ちと、応援してくださる方の思いを実現するべく、誠実さと奇抜な発想をもって、一生懸命に取り組みます」と意気込みを語っている。

Ｆ２を連覇しているしながわシティや2クラブが新たに加わる来シーズン、横澤新監督は神戸をＦ１昇格へと導けるだろうか。

クラブからのリリースは以下のとおり

デウソン神戸は、鈴村拓也監督が契約満了に伴い退任することとなりましたのでお知らせいたします。
鈴村監督に対するたくさんのご声援、ご支援ありがとうございました。
デウソン神戸の選手・監督として長年にわたりチームに多大の貢献をしてくれた鈴村氏の今後のご活躍をお祈り申しあげます。

【退任コメント】
今シーズンでデウソン神戸の監督を退任することになりました。
2010年1月に選手として加入して以来、選手しての引退、その後監督としての5シーズン、合計12シーズンをデウソン神戸で過ごさせて頂きました。
本当にたくさんの方々に支えてもらい、応援してもらったおかげで今があります。
トップ・サテライト・U-18・U-15・U-12の全カテゴリーの監督をさせて頂き、昨シーズン・今シーズンは優勝・昇格という目標を掲げていましたが、目標を達成することができなかったのは私の責任です。
申し訳ない気持ちでいっぱいです。
全カテゴリーの選手、スタッフと共に日々全力で目標に向かって戦えたことは財産です。
これからの皆の活躍を願っています。
これからもデウソン神戸のFリーグでの戦いは続いていきますので、今後も引き続き熱い応援をよろしくお願い致します。
今後は地元神戸でより育成に目を向け、フットサル・サッカーを微力ながら盛り上げていけるような活動をしていきます。
選手・スタッフ・ファン・サポーター・スポンサー、運営面を支えて頂いた方々、本当に長い間一緒に戦ってくださりありがとうございました。

デウソン神戸は、横澤直樹氏が監督に就任することとなりましたのでお知らせいたします。

横澤直樹新監督プロフィール
1976年5月16日（45歳）山梨県出身
【選手歴】
1999年 esporte藤沢（神奈川県大会 優勝）
2002年 P.S.T.C.LONDRINA（関東大会 優勝）
2003年 P.S.T.C.LONDRINA（全日本フットサル選手権 優勝）
2003年 Colonia CASCAVEL（ブラジルパラナ州リーグ 優勝）
2004年 P.S.T.C.LONDRINA（インターコンチネンタルカップ4位）
2006年 SAO CAETANO FUTSAL（ブラジルナショナルリーグ）
2006年 TOT（タイリーグ3位）
2007年 Surattani Lightning Shrimp Futsal（タイリーグ）
2009年 PORT AUTHORITY OF THAILAND（タイリーグ4位）
2011年 INTELLI Orlândia （ブラジルリーガナシオナル）(サンパウロ州リーグ 優勝)
2012年 SAO CAETANO FUTSAL（ブラジルリーガナシオナル）
2017年 湘南ベルマーレフットサルクラブ（Fリーグ3位）アナリストプレーヤー
2018年 湘南ベルマーレフットサルクラブ（Fリーグ4位）アナリストプレーヤー
【指導歴】
2014年-2016年 湘南ベルマーレフットサルクラブ（Fリーグ）監督
2017年-2018年 湘南ベルマーレフットサルクラブ（Fリーグ3位）アナリストプレーヤー
2019年-2021年 ボアルース長野（Fリーグ）監督
【ライセンス】
・JFAフットサル公認A級ライセンス
・FIFAフットサルコーチング/AFCレベルⅠ指導者講習修了
・ブラジルサンパウロ州公認フットサル指導者講習修了

横澤直樹新監督就任コメント
デウソン神戸の監督に就任いたしました横澤直樹です。
Fリーグ初年度に加盟しているクラブは、オリジナルエイトと呼ばれていますが、デウソン神戸はその一つです。

その歴史のあるクラブで指揮を執らせていただけることがとても嬉しく、楽しみでしかありません。

初年度からクラブを支え続け、尽力されてきた方々への感謝の気持ちと、応援してくださる方の思いを実現するべく、誠実さと奇抜な発想をもって、一生懸命に取り組みます。

F1の舞台へ返り咲き、歓喜に満ち溢れた未来を、サポーターのみなさまと共に創りたいと思います。