更新日時:2019.06.09
【F1第3節/町田×すみだ】開幕から厳しいマークに苦しむも「コンディションは去年よりも良い」(町田 森岡薫)
PHOTO BY軍記ひろし
6月9日(日)にFリーグ2019/2020 ディビジョン1第2節のペスカドーラ町田vsフウガドールすみだが町田市立総合体育館で行われ、町田は5-7で敗れている。
湘南ベルマーレとの境川決戦で今季初勝利を飾った町田が、ホーム開幕戦で連勝を目指す。しかし試合は立ち上がりからすみだペースで進むと、7分には森岡薫がボールを奪われた流れで失点。その後も2点目を奪われると、12分から森岡をゴレイロに入れたパワープレーを開始。しかしこの流れでも2つのゴールを許してスコアは0-4に。町田は一度パワープレーを諦めて試合を進めるが、18分にも失点。前半終了間際に二井岡嵩登が初ゴールを奪い1-5で試合を折り返した。
後半も早い時間帯からパワープレーに入る町田。22分に高い位置でボールを奪った菅谷知寿がそのまま持ち込んでシュートを蹴り込む。しかしその後は2点を失い、苦しい展開に。33分に室田祐希、38分に森岡、39分にオウンゴールで2点差に詰め寄るが、反撃もここまで。ホーム開幕戦は黒星スタートとなった。
流れを引き寄せるためのパワープレーも…
ルイス・ベルナット監督(ペスカドーラ町田)
──試合を振り返って。
まずサポーターの皆さん、悪い展開のスタートでしたが最後まで勝利を信じて応援をしていただいてありがとうございました。その応援のおかげで選手たちも最後まで戦うことができました。そのことを誇りに思います。
監督として、今回の敗戦は責任を感じています。昨年は下の位置でボールを回せていましたが、今回はミスが目立って失点してしまいました。そこを改善し、1つ1つのプレーをサポートできるように改善していきたいと思っています。
すみだに7つのゴールを与えてしまい、修正点は多いです。もっとチームを強くしていくことがこれからの課題だと思っています。しかし若手の選手に関しては、今回の試合で強みを発揮してくれました。こういう試合で成長していくと思いますし、今の町田ではそういうことが起こっています。彼らの活躍に期待しています。
次のホーム戦ではしっかりと勝利したいと思います。今回のイメージを覆す試合をサポーターに見せたいです。皆さんと力を合わせてやっていきたいと思いますし、チームも改善させることが必要です。
試合は始まったばかりでまだ30試合が残っています。前を向いて最後まで戦い抜くことが大事です。サポーターの皆さん、応援してくれているみなさんに感謝しつつ、町田の強さをみなさんに披露していきたいと思います。アリガトウゴザイマシタ。
──前半の2失点からパワープレーに入ったがその意図は?
最初の2失点をした瞬間に流れが相手チームにいきました。その流れを引き寄せるため、あのタイミングでのパワープレーでした。相手チームのプレスによってボールをつなげなかったです。パワープレーをすることでポゼッションができます。町田はボールを持つことで力を発揮するチーム。パワープレーから点を取れたのは評価できることです。
森岡薫(ペスカドーラ町田)
──試合を振り返って。
今日の試合はとても責任感を感じています。最初の2失点は僕から生まれた失点でしたし、そこに関しては責任を感じています。こういうことが、今後は起こらないようにやっていくだけです。監督も言うようにサポーターの皆さんが、前半で点差がつきながらも最後まで後押ししてくれました。僕らにとって大きな声援でしたし感謝しています。試合はまだたくさん残っているので、今日の試合、自分のパフォーマンスを取り返せるようにやっていくだけです。引き続き応援よろしくお願いします。
──今シーズンは元気がないように見えるが?
それは思っていないです。全く思っていなくて、コンディション的には去年よりも良いです。そういったミスから精神的な部分。早い時間帯に失点したことが大きなダメージになったと思います。コンディションは良いです。
──開幕戦ではシュライカー大阪の田村選手にマンマークされて、湘南ベルマーレ戦も植松選手から厳しいマークを受けていた。今日も厳しいマークの中、本来のプレーが出せていないように見えるが?
大丈夫です。
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