更新日時:2018.07.22
【F1第6節/大阪×浦安】育成と結果の両方を目指しているが、若手を起用できず。「(若手を使う)タイミングは考えないといけない」(大阪・比嘉リカルド監督)
PHOTO BY軍記ひろし
7月21日(土)にDUARIG Fリーグ2018/2019ディビジョン1の第6節が行われ、シュライカー大阪はバルドラール浦安を相手に後手を踏みながらも、最後は辛くも引き分けに持ち込んだ。
開始2分、左サイドでGKを交わしたチアゴのゴールで先制したが、逆転を許して前半は1-2。しかし、前後半を通して多くの時間で主導権を握った大阪は35分、稲田瑞穂がゴール前でしぶとく流し込んで同点として「最低限の引き分けはよかったし、連敗しなかったこともプラス」(小曽戸允哉)と勝ち点1を手にした。
先が見える試合だった
比嘉リカルド監督(シュライカー大阪)
町田戦は引き分けで、名古屋戦には負けました。ただ、2試合とも悪い試合ではなかったです。名古屋には守備でやられて、今日は守備でしっかり集中しようと(選手たちと)約束して臨みました。攻撃に関してもうまくリズムを作って、2点目を取ってもおかしくない前半でした。ただ、欠けているところは、点を取りに行こうとリスクかけるところ(リスクのかけ方)。高い位置でボールを取られてカウンターでやられました。決めきれないプレッシャーがあり、落ち着かなければいけない中でそういうプレッシャーを感じてしまいました。ただ、最後に2-2になりました。残念ですが、パフォーマンスは監督として先が見える試合でした。
──若い選手が出場機会を得られていない状況だが。
若手を育てたいですが、厳しい戦いの中で、応援してくれている方のために結果を出さないといけません。その中で若い選手を出す時間がないです。変なタイミングで出すと、(選手を)潰して次も出しにくい状況になってしまいます。サテライトにもたくさん良い選手がいます。先を考えると、将来的に良い選手が出てきます。タイミング。出すタイミングは考えないといけないと思いますし、良いタイミングがあれば出したいです。
──今年からベンチ登録が14人になった中、組み合わせを試行錯誤しているのでは
バランスを取れるようにやっていますが、練習と試合は違います。試合でやってみないと難しいところです。両セットでバランスを取れるように、攻撃と守備のバランスです。それを考えてやっています。
小曽戸允哉(シュライカー大阪)
リードされる中、追いつけたこと、最低限の引き分けで良かったと思います。連敗しなかったこともプラスです。明日はしっかり勝って、2連戦を負けなかった、1勝1分けで帰れるようにしたいです。
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