更新日時:2018.07.22
【F1第7節/大分×湘南】煮え切らない昨日の敗戦から一転「ファンの失望を少しでも取り返せるように戦った」(大分・伊藤雅範監督)
PHOTO BY軍記ひろし
7月22日(土)に墨田区総合体育館で行われたDUARIG Fリーグ2018/2019ディビジョン1の第7節、バサジィ大分対湘南ベルマーレは7-2で大分が快勝した。
昨日行われた立川・府中戦では4-5で敗戦した大分だったが、その鬱憤を晴らすかのような躍動したプレーを見せた。開始5分に森洸の先制ゴールで幸先良いスタートを切った大分は13分に同点に追いつかれてしまう。しかしそこから猛反撃に出た大分はヴィトン、レイチがゴールを決め2点差で前半を終えた。後半も上福元、白方、田村が立て続けにゴールを奪い7-2で大勝を果たした。
狩野新は、選手でありコーチであり通訳である
伊藤雅範監督(バサジィ大分)
2つあって、1つは、昨日ファンを失望させるような試合をしてしまって、今日はそれを少しでも取り返せるようにという気持ちでやりました。昨日の失望の分にはまだですけど、一つずつ信頼を取り戻したいと思っています。2つ目は、久しぶりにFリーグに戻ってきて、やっぱり2日連続は厳しいなと感じました。疲れました。
──大分のやり方がかなりハマっていたように見えた。それは湘南対策なのか、今シーズンやろうとしていることが出たということなのか。
僕らの守備は、基本的には相手があっての組み立てをしています。自分たちの形ではなく、守備はリアクションです。相手のアクションに対してリアクションを作っています。それでハマることもありますが、(リアクションする姿勢について)特別に何かを変えることはありません。相手のアクションに対して僕たちがリアクションできていました。もちろん、相手の特徴やこんな選手がいるということを選手には伝えていたので、そこはしっかりと体現できたかなと思います。
──狩野新はここまで出場がないが、ベンチで通訳、コーチ役をしています。
彼は、選手兼任コーチとして登録しています。彼は選手としての新であり、コーチとしての新であり、通訳としての新だと思ってもらえたらと思っています。
──うまく機能しているようだが。
そこは本人に聞いていないのでわからないが、チームとして助かっていますし、チームが好調なのは、新であったり、今回は連れてきていないですが、原田浩平のような選手が、一番チームのために汗を流して努力して貢献してくれている。その姿勢を見せられたら、選手は文句を言えないですよね。彼らは、出場での貢献ではないですけど、僕にとってはもっとも重要な選手の2人だと思っています。
上福元俊哉(バサジィ大分)
個人的なところとチームのところの2つあります。チームのところは、全員がハードワークして戦った結果だと思います。これを続ければ、簡単に負けるような相手はいないと思います。個人的なところは、昨日の試合で負けの原因を作った張本人でした。それを取り消しにできたわけではないが、少しずつ信頼、チームメートや応援してくれる方の信頼を取り戻せるように、結果を出せるように頑張りたいと思います。
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