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作成日時:2020.10.18
更新日時:2020.10.18

【両チーム記者会見/F1名古屋 vs 横浜】名古屋が開幕7連勝!F2王者・横浜も最後まで食い下がる。

PHOTO BY高橋学

10月18日(日)、Fリーグ2020-2021 ディビジョン1の名古屋オーシャンズ vs Y.S.C.C.横浜戦が武田テバオーシャンアリーナで行われ、ホームの名古屋が5-1で勝利。試合後、オンラインで記者会見が行われ両チームの監督とキャプテンが出席しました。

■この試合のハイライトはこちら(ABEMAビデオ)

先手を打って主導権を握れたゲームだった

フエンテス監督(名古屋オーシャンズ)

──試合を振り返って。

全体的には悪くなかった試合だと思います。勝ち点3をしっかりと取ることは私たちが前提としているところで、今日は私たちが先手を打って主導権を握れたゲームでした。40分間の内容を振り返っていくと、第1ピリオド(前半)はほぼ言うこともないくらいの流れで、意図のあるプレーもでき、アグレシッブさもあり私たちの個性をしっかりと出せ、理想の展開にできたのではないかと思います。

気持ちを切り替えて第2ピリオド(後半)に入りましたが、そこでは少しその部分(意図のあるプレーやアグレッシブさ)が全体的にダウンしてしまいました。第1ピリオドほどのパワーがなかったのかなと思いますが、そういう傾向はおかしくないとは思います。最低限やるべきことは第2ピリオドでもできたので全体的には悪くない試合だったと思います。

──今シーズン初出場となった磯村直樹選手の評価は。

彼にとってはこの試合がまだ1試合目ですが、私たちはいい結果を継続できている。その中で今回選ばれて試合に出るということは本人にとってもプラスアルファのプレッシャーを感じながらの一戦だったと思います。その中で今日のプレーに関しては、課題もあると思いますし直す部分もたくさんあるとは思います。ですが、ピヴォ・アラで左利きという彼の特徴に関してはいろいろな面でプラスになりますので、彼の成長は楽しみに思っています。プレーも悪くはなかったのではないかと思います。いろいろな状況を考えた上でこういうゲームに出られたことは悪くなかったと思います。もっともっと積極的にプレーをして、彼の成長していく姿を見守っていきたいです。

星龍太(名古屋オーシャンズ)

──試合を振り返って。

監督の言った通り、第1ピリオドは良かったですけど、第2ピリオドはカウンターを受けるシーンも多かった。ディフェンスの強度だったり、ボールを受けるポジショニングが悪いところが結構あったので、カウンターをくらってしまう場面が多かった。第2ピリオドはもう少し安定したプレーができればなと思いました。

──相手に1点を取られてから攻撃に対する貪欲が増した気がしました。そういったメンタル面もこのチームの強みだと思うのですがいかがですか。

気持ちの部分は少なからずあるのかなと。やられたら、失点した悔しさがあるので、もう一個ギアを上げるという意味で攻撃にいく回数だったり、前にいく推進力が失点する前よりは出たのかと思います。

勝負事にするのに時間がかかってしまった

前田佳宏監督(Y.S.C.C.横浜)

──試合を振り返って。

まず、いつも言ってることですがこうして試合ができたことをたくさんの人に感謝しています。ありがとうございます。今日は王者の名古屋オーシャンズさんに自分たちのやってきたフットサルがどれだけ通用しながら、どれだけ勝ちに結びつけられるかが勝負でした。正直、僕の印象だと名古屋さんとフットサルをするための駆け引きだったり、勝負事にするのに時間がかかってしまった。慣れるのに第1ピリオド(前半)の20分を要してしまった。

第2ピリオド(後半)の対応を見てもらうとわかるように、自分たちの強みであるディフェンスの部分だったり、ハードワークする部分だったりはしっかりとやれていたと言うよりかは、そこが勝ちににつながる自分たちの強み。これが今シーズンF1でやっていく僕らのフットサルを見せれた部分はあったのかなと。もちろん足りないところはたくさんありますがそれは一気には埋められない差だと思います。少しずつではありますが、歩みを止めないで着実に成長していきたいです。

──慣れるのに第1ピリオドの20分もかかってしまったとのことでしたが、ハーフタイムに出した指示はどんなものでしたか?

まずは冷静になって、自分たちのやれている部分はどこで、どこをさらにやっていけば勝ちにつながるかを認識してもらいました。あとはメンタリティ。失点を重ねてしまうとどうしても自信を無くしてしまいます。ですが「自信を失う必要はない」ということを強く押して、そこが第2ピリオドで変わったところではないかと思います。でも、やはり第1ピリオドのスコアがあるので、名古屋的にはそのまま終わればゲームがクローズする隙もあったと思う。次に対戦するときは第1ピリオドからもっと苦しめられるように。そして、勝てるように改善したいと思います。

北野聖夜(Y.S.C.C.横浜)

──試合を振り返って。

僕たちが今まで掲げてきた前からのプレスでハメて、高い位置で取ったり、カウンターで走ったりというところは結果としてできた部分もありました。ですが最終的な結果を見ると1-5。大きな差があったかと思います。大差で負けてしまいましたがプラスに捉えて、次回名古屋オーシャンズと対戦するときはもっと差が埋まっていて、勝ちに近づけるようにしたいです。あとは、この負けを引きずらずに、今日のことは今日で切り替えて次の試合に勝てるようにまたトレーニングしていきたいです。

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