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作成日時:2021.02.15
更新日時:2021.02.15

【両チーム記者会見/F1北海道 vs 名古屋】エスポラーダが王者に善戦するが1点届かず……。オーシャンズは2連戦で勝ち点4を獲得。

PHOTO BY高橋学

2月14日(日)、Fリーグ2020-2021 ディビジョン1のエスポラーダ北海道 vs 名古屋オーシャンズが駒沢オリンピック公園総合運動場屋内球技場で行われ、名古屋が3-2で勝利。試合後、記者会見が行われ両チームの監督とキャプテンが出席しました。

■この試合のハイライトはこちら(ABEMAビデオ)

あと一歩が大きな壁に感じた

金井一哉監督(エスポラーダ北海道)

──試合を振り返って。

本日もコロナ禍の中、たくさんの方にご来場していただき、また、開催にあたりご尽力いただいた方に感謝申し上げます。今日の試合、王者・名古屋オーシャンズさんに今自分たちがどのような戦いができるか。勝つために何ができるかというところで戦って、あと一歩のところまで追い詰めることができましたが、あと一歩というのが大きな壁なのかなと感じました。その中でも選手たちはチームがやるべきことを徹底して、それぞれがゲーム中に適応、レベルアップしてくれたゲームだった。これをしっかりと次に繋げていきたいと思います。

──ハーフタイムでのインタビューで「次の手を打たないといけない」と話していましたが次の手というのは?

第1ピリオドは終始ロングボールを徹底した中、第2ピリオドは相手に対応されてきた。その中で数は少なかったですけど、今度は自分たちが底辺んからボールを繋いで持っていく。その手を第2ピリオドに取っておいて、必要なときにちょっとずつ出したというのがもう一手でした。

──坂桂輔選手が出場停止で、パワープレーが普段とは違う形でした。この準備は今日の試合までに何度かしてきたものなんでしょうか。

前節の結果のあとからは次、もしパワープレーをしなければいけないとなったときのためにこの形の準備はしました。ですが一週間の中でその時間を多く費やしたかというと、そうではない。別のところで課題も多くあったので、今まで通りの時間で違う形の準備をしました。

──やはりゴレイロの離脱は大きく感じますか?

大きいと思いますが見ていただいた通り、鶴岡(広之)選手は1シーズンどんな状況でもどんな時でも、彼は常に準備できている選手です。そこに対しては僕も含め誰一人不安はなく、今日のゲームに臨むことができました。鶴岡選手のおかげで穴はなかったと思います。

──シーズン最終戦になるY.S.C.C.横浜戦ですが、残留の懸かっている横浜は死にものぐるいで臨んでくるかと思います。次の試合に向けては?

私たちはチャンピオンでもなんでもないので、私たち自身もチャレンジャーとして今シーズン積み上げてきたものをピッチで出せるか。お互い意地と意地のぶつかり合いになると思うので、自分たちのフットサル、求めているもの、アイデンティティをしっかり出し切る準備をしたいです。

水上玄太(エスポラーダ北海道)

──試合を振り返って。

金井監督も言ったように、今日は名古屋オーシャンズを相手に勝ちにいこうと臨んだ試合でした。その中、映像では確認していましたけど、自分たちが思った以上に遠目からのシュートがしっかりと枠を捉え先制されてしまった。警戒はしていた中で、それ以上のものを見せられ失点してしまいましたがすぐさま同点に追いつけたことが締まった試合展開になったと思います。もちろんこれで満足はできないので残っている1試合と全日本フットサル選手権で結果をしっかり出せるように頑張りたいと思います。

──横浜戦までにはどのような準備をしていきますか?

ここ最近、勝利がないので絶対に勝ち点3を取れるよう、最終戦を勝利で締めくくれるように勝つ準備したいです。次の全日本フットサル選手権に向けても大事になってくる一戦だと思うので、チャレンジャーとしての強い気持ちを持って臨みたいと思います。

第2ピリオドの方が相手の戦い方に適応できた

フエンテス監督(名古屋オーシャンズ)

──試合を振り返って。

私たちがシーズン通してやってきた形で進められました。チームとしても真面目に取り組めましたし、第1ピリオドよりも第2ピリオドの方が相手の戦い方に適応できたと思います。第1ピリオドは慣れていないロングボールが多く、苦戦しましたが第2ピリオドは修正してより適した戦いができました。昨日の試合含め、タフな2試合でしたのでここをうまく乗り越えて来週に繋げたいです。

──普段、2人ずつ選手を替えていましたがここ数試合は選手を4人ずつ変えています。そうしている意図は何でしょうか。

おかげさまで早いタイミングでリーグ優勝を決められたことで次の目標へ向かうための準備期間ができました。いいゲームをしながら勝ち点を重ねて今度はカ全日本選手権へ勢いづけるという狙いがあります。シーズンを通してより多く出ている選手、出場時間が短い選手がいるので疲労具合も違う。なので残りの3試合をうまく全日本選手権につなげるためにもバランスよく出場機会を与えてチームとしての成長に繋げたいという考えもあります。ですがもちろん、内容や結果は前提に考えてのことですが。

──全日本選手権があるとはいえ、次の試合でリーグが終わります。イレギュラーなシーズンの区切りになりますが最終節のフウガドールすみだ戦へ向けては?

全日本選手権はトーナメント制になるので1試合、1試合をさらに決勝で戦わないといけないので全員の力が必要になります。そういう意味では最後の試合ですが優勝が決まった後の試合とは変わらず臨むつもりです。ゲームの内容にもこだわりながら全員に時間を与えて、より全員が準備できるよう、フィジカル的にもコンディション的にもゲーム感覚的にもバランスをうまく取りながら最後のゲームを戦いたいです。

星龍太(名古屋オーシャンズ)

──試合を振り返って。

北海道は名古屋のディフェンスをリスペクトしてくれていると思うので中盤を無視したような戦術をしてきたと思います。僕たちは攻撃でしかリズムを作れず、難しい試合になりました。それでも粘り強く戦えました。パワープレーを仕掛けられても久しぶりに失点もしませんでしたし、悪くないフットサルができたと思います。

──昨日の試合から24時間経っていない中での今日の試合でしたがコンディションはいかがでしたか?

やはり疲労はありますし、昨日より疲れやすく早いタイミングでの交代になりました。昨日は昨日で移動もあったので体が固くなって動かないということもありました。ですが今日は昨日、試合をしたことによってほぐれた部分もありました。疲労があるのでキツかったですけど、みんな体は昨日よりは動いたと思います。オーシャンズは厳しい練習をしているのでそういうのには対応できているのかなと。

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