更新日時:2021.08.29
18カ月ぶりの国際試合で強敵ポルトガルに善戦!清水&逸見が得点【日本代表マッチレポートvsポルトガル】
PHOTO BY松岡健三郎
FIFA フットサルワールドカップの開幕まで1カ月を切り、海外で強化を続ける日本代表は18日(日本時間19日)、ポルトガル代表と国際親善試合で対戦。
新型コロナウイルスの感染拡大の影響もあり、2020年2月以来となる国際試合ながら順調な仕上がりを見せ、2016年の前回W杯でベスト4の強敵を相手に2-3で惜敗した。
清水和也の股抜きゴールで先制!
8月7日からスペイン・ポルトガルで調整中の日本は、本番へ向け実戦を通した最終強化のフェーズへ突入。9月12日のW杯開幕まで怒涛の7試合に臨む初戦に、ポルトガルと対戦した。
先発は、関口優志、星翔太、西谷良介、吉川智貴、星龍太。前半からセットを組み替えながら数々のチャンスを作った日本だが、相手GKの好セーブに阻まれる。一方で、相手に決定機を与えながらも、関口を中心とした守備が機能し、両者譲らない形でスコアレスのまま試合を折り返した。
迎えた後半、わずか35秒で先制したのは日本だった。自陣で与えたキックインをオリベイラ・アルトゥールがカットし、こぼれを拾った加藤未渚実が右サイド裏へ対角の長いパスを通す。これを受けた清水和也が相手GKと1対1から股を抜く鮮やかなフィニッシュで試合を動かした。
26分に同点とされた日本は28分、相手ゴール正面のプレスから清水がボールを奪い、ヒールで後ろへ落とすと、走り込んだ逸見勝利ラファエルが狙い澄ましたシュートをゴール右へと流し込んだ。
再びリードした日本だが、29分にキックインから失点すると、37分にはゴール前のプレスからボールを奪われ、この試合で初めて勝ち越されてしまう。その後、日本はアルトゥールをゴレイロと交代し、加藤未渚実、逸見、清水、室田祐希のメンバーでパワープレーで攻め込んだがゴールは奪えず。18カ月ぶりの実戦は、そのまま2-3で終了した。
かつて、名古屋オーシャンズでもプレーしたリカルジーニョをはじめ、ポルトガル代表もフルメンバー。攻守にハイレベルな駆け引きを続けながら強敵に肉薄した、日本にとってはまずまずの仕上がりを見せていると言っていいだろう。続いて日本は、19日にベネズエラ代表と対戦する。
■今後の日程・代表メンバーなどはこちら
【GO TO LITHUANIA 2020+1】フットサル日本代表「ブルーノ・ジャパン」の挑戦
◆ポルトガルメディアによる試合ハイライト(Futsal Profissional)
試合結果は以下のとおり
◆日時:
2020年8月18日(水)19:00キックオフ(現地時間)
◆会場:
Pavilhão Polidesportivo Rio Maior Sports Centre(ポルトガル)
◆結果:
フットサル日本代表 2(0-0)3 ポルトガル代表
【得点経過】
21分 1-0 清水和也
26分 1-1 ファビオ・セシリオ
28分 2-1 逸見勝利ラファエル
29分 2-2 ジッキー
37分 2-3 ブルーノ・コエーリョ
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