12月3日から5日に、Ｆリーグ2021-2022 ディビジョン１の6試合が各会場で行われた。

名古屋は横浜に雪辱晴らす

3日に、墨田区総合体育館でフウガドールすみだとエスポラーダ北海道の試合が行われた。

試合は第1ピリオド4分に早くも動く。左サイドでボールを受けた田口元気が相手ディフェンスを左右に揺さぶると、最後は左足でシュートを放ち、ゴレイロ坂桂輔の股下を抜けてゴールに吸い込まれた。続く5分には畠山勇気の粘りから鬼塚祥慶が中央でボールを拾うと、右にずらして強烈はシュートを決めてすみだがリードを2点に広げる。その後、スコアが動かない時間帯が続いたが次のゴールもすみだだった。14分に、カウンターからの攻撃で、最後は中田秀人が右足で押し込んで3点目を奪い、このままハーフタイムを迎える。

第2ピリオドも先手を取ったのはすみだだった。22分に、左コーナーキックからの浮き玉パスを右足でボレーシュート。右下に突き刺してスコアは4-0に。その後北海道もチャンスはあるも決めきれない。すると27分に、北海道が坂にバックパスをすると、そこに田口がプレスをかけて坂が出したパスを左足に当ててそのままゴールへ。田口がこの日2点目を奪う。すみだのゴールラッシュはまだ続く。31分に鬼塚がパワープレー返しを決める。37分には田口からのパスを左サイドで受けた佐藤雄介が左足でループシュートを決めてFリーグ初ゴール。39分には栗本博生、40分には畠山が決めて、終わってみれば9-0でホームのすみだが勝利した。

5日に、名古屋のホーム稲永スポーツセンターで名古屋オーシャンズとY.S.C.C.横浜の試合が行われた。前回対戦で横浜に負けている名古屋はホームで負けられない試合となった。

試合は第1ピリオド9分にペピータが前線でボールを奪うと、そのまま左足で強烈なシュートを突き刺して名古屋が幸先よく先制する。その後は一進一退の攻防が続き、両ゴレイロの好守もあってスコアが動かない時間が続く。

しかし迎えた19分に堤優太が抜け出して菅原健太へパスを出し、菅原がリターンパスを出そうとするも一度はアルトゥールにカットされてしまうが、粘ってフリーの堤へパスを出すと左足で流し込んで横浜が同点に追いつく。

このままハーフタイムかと思われたが、残り2秒でアルトゥールが距離のある位置からの直接フリーキックを叩き込んで名古屋1点リードで折り返した。第2ピリオドも先に得点を奪ったのは名古屋だった。前線でボールを奪ったペピータがそのままシュートを決めて名古屋がリードを2点に広げる。

しかし、粘る横浜はゴール前で堤からのパスを受けた菅原がゴレイロの動き見て冷静にループシュートを決めて1点差に詰め寄る。ところが30分に横浜の低い位置でのキックインからの流れでペピータにボールを奪われると、最後は星翔太がゴールを決めて再びリードは2点に。その後、試合終盤にはパワープレーで横浜が攻め込むもゴールを奪えず、4-2で名古屋が勝利した。

今節の結果は以下のとおり

■試合結果

12月3日（金）

12月4日（土）

12月5日（日）

■順位表

※第17節終了時点 名古屋、町田、浦安は2試合未消化、大阪、横浜、立川・府中、すみだは1試合未消化

■次節試合日程

12月10日（金）

12月12日（日）

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