12月18日〜19日に、Ｆリーグ2021-2022 ディビジョン１の6試合が各会場で行われた。

GK田淵が持ち上がって自らゴール

18日に小田原アリーナで湘南ベルマーレとY.S.C.C.横浜の神奈川ダービーの一戦が行われた。優勝を目指す湘南にとっては負けられない試合となったが、思わぬ形で試合が動く。

開始56秒、菅原健太が混戦からゴールを決めて横浜が先制に成功する。4分にはゴレイロの田淵広史が持ち上がるとそのまま強烈なシュートを放ち、一度は相手ゴレイロに弾かれるも自ら詰めて横浜が2点目を奪う。さらに、同4分に菅原が左サイドで反転した折り返しを安井嶺芽が決めて、一気にリードを3点に広げる。しかし、ホームの湘南が意地を見せてくる。12分に、高橋広大に右足アウトサイドで技ありのゴールを決められ1点を返される。

それでも勢いが止まない横浜は14分、2対1のカウンターから小林拓夢の折り返しを戻ってきた鍛代元気がクリアしきれずにオウンゴール。15分に、菅原が堤優太との見事なコンビネーションからこの日2点目を奪ってリードを4点に広げ、このまま第1ピリオドが終了。

第2ピリオドも先手を取ったのは横浜だった。24分に、荒川勇気のゴールが決まる。その後、一進一退の攻防が続くもスコアは動かず。一矢報いたい湘南は、34分にパワープレーの崩しから内村俊太が決めて1点を返す。その後もパワープレーを続けた湘南は、39分に本田真琉虎洲が決めて3点差に詰め寄るも、このまま試合終了。横浜は11試合ぶりの勝利となった。

19日に、墨田区総合体育館でフウガドールすみだとバサジィ大分の一戦が行われた。

序盤から攻勢に出たのはホームのすみだだった。田口大雅、鬼塚祥慶がチャンスを迎える。ゴールだけが決まらずにいたが、試合は10分に動く。北村弘樹からの折り返しのパスを、ファーサイドの栗本博生がスライディングで合わせてすみだが先制に成功する。

その後、再びスコアが動かない展開が続いたが、19分に大分が同点に追いつく。混戦の中から最後は和田友が振り向きざまに右足でゴールネットを揺らした。和田はこのゴールがＦリーグ初ゴール。このままハーフタイムを迎える。

第2ピリオドも先手を取ったのは大分だった。27分に、右サイドの高い位置でボールを受けた小門勇太が、利き足ではない右足で強烈な反転シュートをニア上に叩き込んで追加点を奪う。30分には、左サイドの角度のないところから吉田圭吾が左足でシュートを決めて、大分がリードを2点に広げる。その後、大分はピンチを迎えた場面もあったがシュートがポストに救われるなどでリードを保ち続ける。40分には、カウンターアタックから野口茅斗がダメ押しのゴールを決めて4-1で試合は終了。アウェイの大分が勝利した。

今節の結果は以下のとおり

■試合結果

12月18日（土）

12月19日（日）

■順位表

■次節試合日程

12月22日（水）※第11節延期分

12月23日（木）※第9節延期分

12月25日（土）

12月26日（日）

12月28日（火）※第8節延期分

12月29日（水）※第9節延期分

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