更新日時:2021.12.21
日本サッカー協会が「フットサル普及担当コーチ」の役職を創設!稲葉洸太郎氏が初代担当に就任!
PHOTO BY軍記ひろし
日本サッカー協会(JFA)は16日、2021年度の第14回理事会で、「フットサル普及担当コーチ」の創設を決定し、元フットサル日本代表・稲葉洸太郎氏が初代担当に就任することを発表した。
フットサルを通じたサッカーの普及活動を行っていく
フットサル普及担当コーチの主な業務は、「フットサルの普及活動」と「フットサルを通じたサッカーの普及活動」の2点。育成年代の指導現場では特に「サッカーの技術向上にフットサルが生きる」と語られて久しいが、フットボールのさらなる普及・発展、そしておそらく日本全体の技術向上という観点において、フットサルを通じてアプローチしていくことを、初めて明確な指針として打ち出したことになる。
具体的な活動は明らかになってはいないものの、育成年代のサッカー・フットサルの指導実績を持ち、子どもたちの技術向上を促す活動を続ける稲葉氏を初代コーチに擁立したことが、一つのメッセージでもある。
フットボール技術の向上を伝えるフットサル流アプローチはもちろんのこと、現役・OBのサッカー選手や協会・連盟関係者、その他、あらゆる業界とのコネクションを持つ稲葉氏がリーダーとして活動することで、サッカーとフットサル、あるいは他業種との橋渡し役としての取り組みにも注目だ。
今回の理事会の決定は、“フットサル側”ではなくサッカー側(JFA)のアクションという点で、これまで以上にサッカー・フットサル双方の協力関係と、組織的な融合が進んでいくのではないかと期待される。
理事会で伝えられたリリース(プロフィール)は以下のとおり。
フットサル普及担当コーチ(プロフィール)
【名前】稲葉洸太郎(いなば・こうたろう)
【生年月日】1982年12月22日
【出身地】東京都
【最終学歴】武蔵大学卒業
【サッカー/フットサル歴】
暁星高校サッカー部
渋谷ユナイテッド
FIRE FOX
バルドラール浦安
Thai Son Nam(ベトナム)
フウガドールすみだ
Y.S.C.C.横浜【代表歴/出場歴】
2004-2016 フットサル日本代表
2012/2014 AFCフットサル選手権出場(2連覇)
2008/2012 FIFAフットサルワールドカップ出場
(2012 FIFAフットサルワールドカップ ベスト10ゴール選出)
(FIFAフットサルワールドカップ日本代表歴代得点数トップ)【サッカー指導歴】
2004〜現在
暁星幼稚園・小学校サッカー部/スクールコーチ
2018〜現在
文京 LB レディース コーチ(東京ユナイテッド下部組織)
TU ソレイユ テクニカルコーチ(東京ユナイテッド下部組織)
2020〜現在
暁星中学サッカー部 コーチ【フットサル指導歴】
2010〜現在
POTENCIAフットサルスクール4校開校/コーチ/テクニカルアドバイザー
2020〜現在
Y.S.C.C.横浜フットサルクラブ(Fリーグ)コーチ兼チームアドバイザー【資格】
2021年12月 JFA C級コーチライセンス取得予定
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