更新日時:2022.03.22
立川・府中アスレティックFCが“ラストゲーム”で栄冠!名古屋オーシャンズを下し全日本選手権のタイトルを獲得
PHOTO BY高橋学
3月21日、JFA第27回全日本フットサル選手権大会の決勝戦が駒沢オリンピック公園総合運動場 屋内球技場で行われ、名古屋オーシャンズと立川・府中アスレティックFCが対決。1-0で勝利した立川・府中が初優勝を果たした。
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48本のシュートを打たれながら無失点勝利
初の優勝を決めた立川・府中は、これまで立川市と府中市を拠点に活動していたが来シーズンから立川市のみでの活動になるため、クラブ名が立川アスレティックFCに変わると共にエンブレム、チームカラーも変更になることが決定。今大会の決勝が“立川・府中アスレティックFC”として臨む最後の公式戦になった。
対戦相手はFリーグ絶対王者の名古屋。準々決勝ではデウソン神戸に6−0で、準決勝でバルドラール浦安に4-0で勝利を収め、今大会でもその強さを見せつけながら決勝へ手堅く上り詰めてきた。
最後の公式戦で勝てばタイトルを獲得できる立川・府中は、そんな相手と決勝戦で戦った。
試合は、開始4分に動く。立川・府中が左サイドでコーナーキックを獲得すると、皆本晃がゴール前へ強めのパスを供給。ボールは名古屋のオリベイラ・アルトゥールが伸ばした足に当たり、GK篠田龍馬の股を抜けてゴールへ吸い込まれた。
先制した立川・府中は、追いつこうとする名古屋を前にディフェンスの時間が続く。しかし無失点で第1ピリオドを切り抜けて試合は第2ピリオドへ。
第2ピリオドも同様に押し込まれる展開が続く立川・府中。カウンターを中心とした攻撃で追加点を狙いにいったがゴールは許してもらえず1-0の時間が続く。そして、残り4分を切ったところで名古屋がパワープレーを仕掛けてくる。数的不利になりながらも立川・府中の選手たちはフィールドプレーヤーの体を張った守備と献身的な走り、守護神・黒本ギレルメの好セーブでゴールを守り続ける。
ポストやバーにも救われながら時間は経過し、タイムアップ。40分間をとおしてのシュート本数は10対48。ほぼ一方的に攻められながらも1点を守り抜き、公式戦最後の試合で日本一に輝いた立川・府中アスレティックFCがフットサル界の歴史にその名を刻んだ。
一方、惜しくも敗れた名古屋は今シーズン限りで現役を引退する星翔太、笠井大輝、退団する星龍太、関口優志らにタイトルをもたらすことはできず涙を飲んだ。
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