8月12日から22日にかけて、Ｆリーグ2022-2023 ディビジョン１第7節の6試合が各会場で行われた。

首位・名古屋は開幕から7戦全勝！

2位・湘南ベルマーレvs3位・バルドラール浦安の一戦、立ち上がりはお互いシュートチャンスを何度も作りながらスコアが生まれず、上位対決らしい硬い展開になった。

そんななか、均衡が破れたのは第1ピリオド15分だった。ハーフウェーライン近くでFKを得た浦安。左サイドの東出脩椰が逆サイドからのパスを受けると、そのまま右奥へ対角に鋭いボールを通す。これをゴール前のガリンシャが合わせ、浦安が先制点を決める。

ようやくスコアが動いた直後の16分、右サイド高い位置でボールを受けた東出が中に切り返すとゴール左上へシュートを突き刺して2-0とした。

その後、湘南の仕掛けるカウンターから再三ピンチを迎えた浦安だったが、守護神のピレス・イゴールを中心にゴールを死守。そして第2ピリオド25分、加藤竜馬の正確なミドルシュートでネットを揺らして3-0とする。

浦安は30分に左サイドからのシュート性のパスをゴール前で飛び込んできた堀内迪弥に押し込まれ、1点を返されたがそれ以上の反撃を許さず、3-1で試合は終了。浦安が勝ち点を16に伸ばし、首位の名古屋オーシャンズを5ポイント差で追随する。

その首位の名古屋は、アウェイでフウガドールすみだと対戦した。先制ゴールが生まれたのは開始2分。名古屋の吉川智貴が底辺での相手の横パスをカットすると、冷静にシュートを決めてみせた。

すみだとしては試合序盤に失点を許してしまったが、強度の高いプレスをベースに名古屋の攻撃を抑える。そして第1ピリオド9分、敵陣左サイドで宮崎曉が相手の横パスをカット。逆サイドの清水誠也がボールを受け、ゴールを決める。

スコアは振り出しに戻り、お互い強度の高い守備を前にゴールが決まらないでいると、名古屋にピンチが訪れる。第1ピリオド残り12秒、吉川が相手の決定機をファウルする形で止めてこの日2枚目のイエローカードで退場に。第2ピリオドを含めた2分間、少ない人数で戦わなければいけなくなった。

数的不利の苦しい状況にもかかわらず名古屋は相手にゴールを割らせず、スコアは1-1のまま。24分にゴールから離れた位置でFKを獲得すると、オリベイラ・アルトゥールが強烈なミドルが決まって2-1。すみだを突き放す。そして32分、八木聖人が右サイドから追加点を挙げると、36分に平田・ネト・アントニオ・マサノリのパワープレー返しが決まって4-1。名古屋が3点をつけて勝利を収め、開幕からの連勝を「7」に伸ばした。

今節の結果は以下のとおり

■試合結果

8月12日（金）

8月20日（土）

8月21日（日）

8月22日（月）

■順位表

■次節試合日程

8月26日（金）

8月27日（土）

8月28日（日）

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