AFCフットサルアジアカップ開催に伴う中断期間が明け、10月21日から23日にかけてＦリーグ2022-2023 ディビジョン１第9節の5試合が各会場で行われた。

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すみだ・星龍太が初のハットトリック達成

2連勝で中断期間を迎えたエスポラーダ北海道は22日、アウェイの北九州市立総合体育館でボルクバレット北九州と対戦した。試合は、第1ピリオド6分に水上玄太のゴールで北海道が先制に成功。水上は9月1日に右膝内側半月板損傷と右足関節前方インピンジメント症候群の治療のため手術を行なっていたが、ケガの影響を感じさせないパフォーマンスを発揮していた。

その後、10分に安嶋健至、12分には小島義瑛にそれぞれゴールを決めらてしまい1-2と逆転されて第2ピリオドに突入した。これ以上の失点は避けたい北海道だが、24分に敵陣からの速攻で、最後は新加入のジュニーニョにＦリーグ初得点を決められてしまい、1-3とリードを広げられてしまう。

しかし、ここから北海道の反逆が始まった。26分、キャプテンの室田祐希が左サイドでボールを受けると、中央へ切り込んで右足一閃。正確なミドルシュートをゴール左下に突き刺した。そして28分には味方のシュートのこぼれ球を水上が押し込んで3-3。水上のこの日2点目で試合はふりだしに戻ると33分、カウンターから左サイドの室田がゴール右上という難しいコースにシュートを決めて4-3。試合はこのまま終了し、2点差から逆転に成功した北海道がこれで3連勝を飾った。

この試合の翌日、フウガドールすみだはサイクルショップコダマ大洲アリーナでバサジィ大分との試合に臨んだ。3試合勝ちなしで中断期間を迎えたすみだは、開始6分に大分に先制を許してしまうものの7分にデザインされたセットプレーから中田秀人がネットを揺らす。そして、14分に相手のパカットが退場となると数的優位を生かした星龍太がミドルシュートを叩き込んで2-1とする。

すみだは第1ピリオド終了間際の19分、本石猛裕にゴールを決められ2-2の同点で第2ピリオドを迎えることになると、22分に小門勇太に強烈なシュートを浴びせられ2-3とリードされてしまう。だが27分、清水誠也が相手ゴール前でこぼれ球を回収すると、ニアポスト近くに立っていた田口元気へシュート性のパス。これを田口は胸で押し込んで、試合はまた同スコアに。

そして33分、すみだは連係プレーから最後は星が中央でシュートを流し込み、4-3とすると大分はその後パワープレーを開始。粘り強く対応していると38分、星がパワープレー返しを決めてキャリア初のハットトリックを達成。すみだはこれで5-3とリードを広げて試合終了。再開後最初の試合を勝利で飾った。一方、善戦しながらも今季8敗目を喫した大分だが、敗れたなかでも一定の手応えを感じる試合になったに違いない。

今節の結果は以下のとおり

■試合結果

10月21日（金）

10月22日（日）

10月23日（日）

■順位表

■次節試合日程

10月29日（土）

10月30日（日）