11月11日から13日にＦリーグ2022-2023 ディビジョン１第12節の6試合が各会場で行われた。

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代表守護神をそれぞれ抱える浦安vs立川は白熱の一戦に

11日、年に一回の開催となる南足柄市体育センターでの湘南ベルマーレvsボルクバレット北九州の試合は、アウェイチームが第2ピリオドに怒涛の追い上げを見せる試合となった。

試合は第1ピリオド14分、湘南の本田真琉虎洲が絶妙な抜け出しからゴール前でボールを受けると、相手GKとの1対1を冷静に制して先制点を奪った。本田の今季初ゴールで勢いに乗った湘南は第2ピリオド32分、靏谷春人のゴールで2-0とする。

残り10分を切ったところで2点差となった北九州だが、ここから反撃に出る。34分、クシヤマ・イザケがゴール前での浮き球を胸でコントロールし反転しながらシュートを流し込んだ。

直後の35分、本田にこの日2点目を決められ1-3とされると、36分にクシヤマが決定機阻止をしたとして一発で退場を命じられてしまう。それでも少ない人数で2分間を耐え忍んだ北九州はパワープレーを開始。39分、右サイドでボールを持った浦上浩生がロングシュートを放つとジョーがゴール前で軌道を変えてネットを揺らした。これで1点差とした北九州は、パワープレーを継続。浦上が2点目の時と同じ位置からロングシュートを放つと、今度はファーポストに立っていた田村研人がこれを詰め、残り29秒に3-3。試合はこのまま終了し、一時2点リードしていた湘南としては勝ち点2を失い、北九州としては土壇場で勝ち点1を得たという試合になった。

13日、5連勝中で2位に立つバルドラール浦安はホームのバルドラール浦安アリーナで立川アスレティックFCを迎えた。先制点が生まれたのは開始8分。浦安がカウンターを仕掛けるとボールを持った加藤竜真が左サイドをドリブル。相手2人に囲まれながらも強引に縦突破し、相手GKが立ちはだかるなか、ゴール右上へシュートを突き刺してみせた。

しかし試合は浦安は日本代表のピレス・イゴールが、立川も日本代表の黒本ギレルメがゴールを守っていたため、名手2人の好セーブによってなかなかゴールが決まらない。浦安1点リードのまま第2ピリオドを迎え、次の得点は立川に生まれた。28分、左サイドでCKを得ると、上村充哉が相手GKの腕を弾くほどの強烈なシュートを蹴り1-1の同点とした。

その後、試合は37分に浦安のディドゥダがこの日2枚目のイエローカードを提示されて退場に。数的不利のなか、浦安は選手が補充できるまでの2分間を耐えしのぎ、試合は同点のまま終了。ここまで好調だった浦安だが、連勝は「5」でストップした。

今節の結果は以下のとおり

■試合結果

11月11日（金）

11月12日（土）

11月13日（日）

■順位表

■次節試合日程

11月18日（金）

11月19日（日）

11月20日（日）