11月18日から20日にＦリーグ2022-2023 ディビジョン１第13節の7試合が各会場で行われた。

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名古屋との一戦をドローに持ち込む

20日、パロマ瑞穂アリーナにて名古屋オーシャンズvsY．S．C．C．横浜の一戦が行われた。リーグ前半戦の第2節では、名古屋を相手に好戦しながらも、1点差で敗れた横浜。今節ではそんなハマの刺客一行が、今季無傷の絶対王者を瀬戸際まで追い詰め、かすり傷を負わせる一戦となった。

好機が訪れたのは、試合開始の笛からわずか15秒後。横浜ボールのキックインの場面にて、試合会場の時計にトラブルが発生し試合がしばし中断に。その間に横浜は、相手ゴールを狙う準備を整える。再開の笛が鳴ると、堤優太の“チョン”から高橋響の斜めのパスが炸裂。最後はしっかりとファーサイドに位置を取っていた菅原健太がネットを揺らし、難なく1点を奪取。名古屋から今季最速で得点を奪うことに成功する。

しかし、態勢がそう簡単には崩れないのが、Fの百獣の王。名古屋からの反撃で4分と9分に得点を許し、横浜は逆転されるかたちで第1ピリオドを終えた。

このままでは2-1。前回の対決と同じスコアで敗れることだけはどうしても避けたい横浜は、名古屋の攻撃を躱しながら、じっくりとそのチャンスをうかがう。

そして迎えた34分。相手陣内で高橋がボールを奪い、ドリブルで切り込むみ菅原へパス。後ろから上がってきた堤優太に落とし、最後は堤が相手ゴレイロの肩口をかすめる強烈な一撃を放出。直前に同じ位置から放ったシュートは阻まれたものの、二度目はきっちりと決め切り同点に追いついた。

横浜はその後の残り時間も同点の状態を守り切り、試合は2-2のドローで終了。名古屋から勝点1を奪う結果を収め、全勝優勝を阻止した。

一方、ここで首位・名古屋との差を縮めておきたかった暫定2位のバルドラール浦安。しかしその浦安の足を引いたのは、さらにそのあとを追う暫定3位のペスカドーラ町田だった。

19日に行われたバルドラール浦安vsペスカドーラ町田戦。この試合の結果で順位が入れ替わることはないものの、互いにとっては負けられない一戦がバルドラール浦安アリーナで行われた。

第1ピリオド5分、先に得点を奪ったのは浦安。その後は拮抗した展開が続くなか、12分にカウンターから雲切啓太のシュートで同点に。続けて13分には、髙橋裕大からのパスを伊藤圭汰がダイレクトで前線に送ると、野村啓介がこのボールを絶妙な位置に落とし、最後は髙橋がファーサイドにシュートを突き刺し、逆転弾を演出。スピードのある攻撃で浦安を翻弄した。

1点リードで迎えた第2ピリオドでも、開始早々に野村が相手DFを交わし、ダメ押しの追加点をマーク。さらにここから、町田のゴレイロ・ジオヴァンニが覚醒。この1試合では合計29本のシュートを浴びながらも、第2ピリオドでは浦安相手に失点を許さず、1-3でアウェイの町田が勝利を収めた。

今節の結果は以下のとおり

■試合結果

11月18日（金）

11月19日（日）

11月20日（日）

■順位表

■次節試合日程

11月26日（土）

11月27日（日）