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作成日時:2023.07.17
更新日時:2023.08.02

【女子F第5節|記者会見/宇部vs湘南】“古巣”のアリーナで14得点完封勝利も、高みを目指すアニージャ湘南・中島孝監督「試合中はもっと賢く、相手の嫌なことを続けられるように」

PHOTO BY海野伸明

7月16日、日本女子フットサルリーグ2023-2024の第5節、ミネルバ宇部vsアニージャ湘南が行われ、0-14で湘南が勝利した。

試合を終え、中島孝監督と、キャプテンの加藤伊吹が記者会見に出席した。

女子Fリーグ2023-2024シーズン日程

相手の弱い部分を、もっと突いていくプレーを

アニージャ湘南|中島孝監督

──試合を振り返って。

勝ち点を重ねるために非常に大事な試合でした。相手の特徴やチームスタイルも確認して、ある程度は力差があるというのを把握していましたが、じゃあ今日は完璧な内容だったかというと、まだまだ満足できません。ただ、勝ち点3を取るミッションをクリアできたことは良かったです。

──選手として長年過ごしたバルドラール浦安アリーナに帰ってきて、監督という立場でピッチに立ち、試合の指揮をとったことについて、率直な今の気持ちを教えてください。

長年住んだ街に帰ってこれるのも本当に楽しみでしたし、高速道路を下りた時から自分のなかで気持ちが高まっているのを感じました。アリーナに入るまでの景色を見た時も、いろんな感情と思い出が蘇りましたね。ただ選手としてプレーしていた時には全く想像できなかったポジションで浦安のピッチに立ってることに、少し違和感というか。そわそわした気持ちにはなりました。それでも今日選手たちが頑張ってくれたことで、感慨深い時間に花を添えてくれて、自分のなかでもいい1日になりました。

──4試合ぶりにGKの川谷明日香選手を先発起用しました。連戦という理由も大きいと思いますが、意図を教えてください。

2人に関しては、ポジション争いを高いレベルでやってくれています。起用の理由としては連戦というのが一番大きいですが、競争を続けていくことも大事ですし、どちらかだけ偏って試合に出て、いざベンチの選手の出番が来た時に試合勘がなくなってしまったり、準備がうまくできなとチームとしては難しい状況になってしまいます。GKに限らず、他のメンバーについてもこの先のことを考えたうえで、今日戦うべき14名と先発メンバーを決めました。

──「点差を考えるな」とか、「やるべきことをやれ」と言われても、今日のようなゲームは、選手としては非常に難しいと思います。中島監督が現役時代の時に、例えば全日本選手権で明らかに力の差あるチームと対戦する時の心持ちや、戦う姿勢についてどう考えて臨んでいましたか?

僕が現役の時は、こういう試合で個を発揮して点を取りまくって「お祭り男」になりたがったり、なれる選手がいました。そういう選手をうまく使って勢いをつけるとか、リズムをつくっていましたね。相手の弱いところや嫌なところをどんどん突いていくプレーは、うちのチームや選手たちはすごく苦手な部分です。試合中は常に賢く嫌なやつになろうという話はしていますが、とにかく「いい子」が多いので。相手が嫌がることをやり続けるのも技術の一つだし、トレーニングを積み重ねていく必要があります。ただ一方で、「自分が変えてやる」「自分はこの試合で何十点でもとってやる」という選手が現れることによって、チームの一人一人の意識が変わっていくのかなと思っています。その壁を誰が乗り越えてくれるのか、乗り越えてくれる選手をどう育てるか、その選手にみんながついていく縮図をどうつくり出すかは、今後の課題です。

ただ、気持ちやプレーの質を保つことはすごく難しいことは理解しています。今日の会場の空気感も、選手たちにとっては焦る必要がないのに焦ってしまったり、決めなきゃという気持ちが裏目に出てしまうのはすごく分かるんですけど、もう一個上のメンタリティと、もう一個上の技術っていうのをやっぱり身につけなきゃいけないですね。

監督が求める「お祭り女」に

アニージャ湘南|加藤伊吹

──試合を振り返って。

監督の言葉のとおり、相手もはハードワークしてくるチームだったので、体を張って守ってくるなという印象でした。そこで、私たちが相手の守備を上回って、どんどんシュートを打っていこうという意識をもってプレーしました。とにかく勝ち点3を取れてよかったです。

──引き分けが続いていたなか、無失点で勝つことができました。その点についてはいかがですか。

直近2試合は引き分けで勝ちきれない試合が続いていたので、今日は本当に勝ち点にこだわろうという意識を高めてきました。そのために自分たちが今できることを出しきれたかなと思います。

──ある程度力の差もあって点も取れていると、試合が途中で間延びしてしまう危険性もあると思います。最後までモチベーションや点を取り続けるぞという雰囲気を保つために、キャプテンとして意識したことや声を掛けたことはありましたか?

今日は、アップの時間からいつもより声が少ないなと感じていました。2連戦ということもあり疲れてる選手もいたとは思いますが、そういう状況でも試合は試合なので、やるべきところはしっかりやって、ベンチも含めて盛り上げて、みんなで戦っていこうねという話はしていました。

──監督の求める「お祭り女」は、誰にしましょう。

うーん……。わたしですかね!

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