更新日時:2018.09.30
【F1第15節/立川・府中×大分】ホームの後押しを受けて大分との上位対決を制す「内容よりも勝たないといけない」(立川・府中 谷本俊介監督)
PHOTO BY軍記ひろし
9月30日(日)にDUARIG Fリーグ2018/2019 ディビジョン1 第15節が行われ、立川・府中アスレティックFCはアリーナ立川立飛にバサジィ大分を迎え、2-1で勝利した。
前節終了時点で勝ち点28で並ぶ3位、4位による上位対決となった今回の一戦。立川・府中は12分にセットプレーから完山徹一のゴールで先制し、そのままリードして前半を終える。
すると後半も先にスコアを動かしたのは立川・府中。28分にカウンターからこぼれ球を拾った渡邉知晃がネットを揺らした。試合終盤、大分がパワープレーを仕掛けると、立川・府中は1点を失うがそのまま逃げ切りに成功。プレーオフ出場権を争う大分を相手に白星を飾った。
内容よりも勝利が重要
谷本俊介監督(立川・府中アスレティックFC)
中断期間を経て、代表組もほとんどいない中で、こういうふうなゲーム。しかも直接、順位を僅差で争っているチームとの対戦で難しくなることは予想していました。その通りどちらが勝っていてもおかしくない試合だったと思います。自分たちはプラン通りやるべきことを進めて、前半は優勢に進められたと思っています。後半は、相手が追いかける場面で圧力を強くしてきて、そこに対して自分たちが優位に進められなかったことは課題として残ります。
ただ、ゲームは常に自分たちの思い通りに進められるわけではないです。我慢して、耐え抜いて、勝ち点を取り切ったのは選手のおかげだと思っています。まだまだ試合がこの先長いので、今日勝ったからといって、喜びが大きくなり過ぎてはいけません。そこの手綱はしっかりとして、次の試合を迎えられればと思います。
また、足元の悪い中、今日はたくさんのお客さんが来てくれて、自分たちのホームゲームで、こういう試合こそ内容のどうこうは置いておいて、勝っていかないとリーグや競技の発展はないです。そういう意味での義務を果たしてくれたことに関しても選手たちに感謝しています。また次のゲームはホームです。勝ち続けられるように頑張りたいと思います。
──大分を抑えていた印象だが守備面の評価は
相手は比較的に個で仕掛けてくるタイプのチームで、縦への推進力が早いです。特にピヴォに付いているフィクスが良い形で抑えてくれました。そこでの勝負が、相手の攻撃の精度を分けたのかなと思います。
また、大分はセットプレーがうまく、そこに対する守備の仕方もそれ用に準備していたので、うまく対応できた要因かなと思います。ただ、危ない場面もあったので、そこは最後のGKのところ。今日は試合に出ていないですが、田中を含めてクロモトのパフォーマンス。2人が良い状態にあるので、失点の少なさに繋がっていると思います。
皆本晃(立川・府中アスレティックFC)
苦しいゲームだったのが印象としてあります。厳しい試合でしたし、やりたいような試合が完全にできたわけではないです。ただ、同じ順位のチームということを考えると、自分たちの思い通りにいく試合ができるわけではないです。そこでしっかり勝てたことは大きいかったかなと思います。
また、ホームゲームということで子供達がたくさん来てくれた中で、お客さんと接しても、内容よりも試合にかって終わることでみなさんが笑って、満足して帰ってもらえます。どんな内容であれ勝てたことはよかったと思います。この結果を続けて、プレーオフにいってみなさんを喜ばせたいと思います。
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