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作成日時:2018.10.07
更新日時:2018.10.09

【F1第16節/名古屋×すみだ】新加入のガリンシャが躍動し名古屋と引き分け。「勝ち点3を取れるチャンスはあったので満足しないで次に繋げたい」(すみだ 諸江剣語)

PHOTO BY軍記ひろし

10月7日(日)にDUARIG Fリーグ2018/2019ディビジョン1の第16節、フウガドールすみだはアウェイで名古屋オーシャンズと対戦した。

前節ホームで勝利し、プレーオフ争いに加わりたいすみだは前半13分、相手に先制点を与えてしまうが16分には渡井博之のインターセプトを起点にカウンターを仕掛け、新加入のガリンシャの横パスが相手のオウンゴールを誘発。1-1とするが19分に2点目を奪われ前半を1点ビハインドで折り返す。

迎えた後半戦は26分にオウンゴールで追加点を献上してしまうが30分と36分に中田秀人の2ゴールで同点に追いつくと相手は38分にパワープレーを開始。相手の猛攻をしのいで名古屋から“大きな勝ち点1”を得た。

リスクを背負ってボールを奪いに行くことができた

須賀雄大監督(フウガドールすみだ)

前回、名古屋には戦えたという確信はありましたがそこから勝ち点を取るところがもう一つ積み上げなければいけないなという印象です。攻撃と守備のところで自分たちができているのかという答え合わせの意味も含めたゲームだったと思っています。それに選手が応えてくれたのかなと思っています。あと得点1を積み重ねるということは非常に難しい作業だと思っていますが、次の名古屋戦では勝ち点3を取れるように逆算してトレーニングをしていきたいなと思っています。

──今日、Fリーグデビューを飾ったガリンシャ選手の評価は。

彼は来日してから今週で3週目になるんですけど、ずっとブラジル国内でプレーしていて初めての海外移籍ということでたくさんが壁はあるんじゃないかなと。その壁を一個一個クリアしながらプレーの精度を上げてほしいと思っていました。

ですが彼自身が非常に前向きで、自分から溶け込んで来ようとする性格で、プレースタイルもうちのチームと非常に合っていて、「キリカエ0秒」だったり守備でハードワークする姿勢だったり、全員でボールを触りながら動かしながらゴールを目指していくスタイルは非常にフィットしている印象を持っています。もっとこれからそれぞれの選手とのコミュニケーションが進めば特徴を出しやすくなっていくと思うので、ある意味自分が一人で「なんとかしてやる」という選手ではない分、上澄みは非常にあると思うので僕自身も楽しみです。

一緒に同じセットの選手だけでなく別のセットの選手、下部組織の選手にもいい影響を与えてくれる選手なのではないかなと。「こういうやり方があるんだ」「こういう選択肢があるんだ」というところを気づかされることも多いと思いますので、そういったところも含めてメリットが多くあるのではないかと思います。

──今日、名古屋に勝ち点を得られた要因は。

前半に関してはボールを持った時のプレーの質が非常に上がった名という印象を持っています。名古屋の守備は非常にタフで、そのタフな選手がフィールドプレイヤー12人いるのが脅威な部分です。ですがそのタフな守備に慌てずにしっかり自分たちでボールを保持しながらプレーできたなという印象を持っています。

後半はより相手もプレスの圧力を高めていたと思うので上手くいかなかった時間もありますが、全体で見たら非常に向上したなと思っています。守備では自分たちがハードワークしてリスクを背負ってボールを奪いに行くというアクションが高い位置で中田が2点奪ったという結果に結びついたシーンだと思っています。前回の試合ではアグレッシブに戦えましたが最後、ボールを奪いに行くところで恐怖心が出ていましたが今日はそこでリスクを背負ってボールを奪いに行ったことがああいったゴールに繋がったと思います。

諸江剣語(フウガドールすみだ)

名古屋に対して、勝ち点1を取れたことは素晴らしいと思います。ですが勝ち点3を取れるチャンスはあったのでそれに満足しないで次に繋げていきたいです。今日デビュー戦だったガリンシャが攻守ともに違いを見せてくれましたし、そこは明るいニュースなんじゃないかと思います。

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