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作成日時:2024.01.06
更新日時:2024.01.06

【F1ファイナルシーズン|記者会見/名古屋vs大阪】これぞ“絶対王者”の底力!7連覇に望みをつなぐ同点劇も、失点を悔やむ名古屋・篠田龍馬「個人としては申し訳ない気持ちが強い」|上位リーグ第25節

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1月6日、名古屋金城ふ頭アリーナにてFリーグ2023-2024 ディビジョン1ファイナルシーズン上位リーグ・第25節が行われ、名古屋オーシャンズとシュライカー大阪が対戦。3-3で引き分けた。

敗戦と同時に、首位・ペスカドーラ町田の優勝が決まる大一番の試合で、Fリーグの“絶対王者”の意地を見せつけた。

試合開始から質の高い連係プレーでゴールに迫る名古屋だが、大阪の堅い守備を崩し切ることができず、10分にはフリーキックから先制点を奪われてしまう。

落ち着いて得点機を狙う名古屋は14分、ボールを持った甲斐稜人が巧みな個人技で大阪のディフェンスをかわし、左足一閃。その後は、大阪の前線からのプレスとセットプレーの対応に追われながらもピンチを凌ぎ、1-1で第1ピリオドを終えた。

続く第2ピリオドはこう着状態が続き、再び試合が動いたのは35分。またもや相手にフリーキックを決められ勝ち越しを許した名古屋はパワープレーに踏み切るも、続けてて38分にも失点を許し、2点差に。しかし、この絶対絶命の状況で39分に吉川智貴が1点を返すと名古屋は勢いを盛り返し、残り40秒で鬼塚祥慶がネットを揺らして同点ゴールをマーク。7連覇に望みをつなぐ勝ち点1を獲得し、ホームアリーナはこの日一番の歓声に包まれた。

記者会見を終え、フエンテス監督と篠田龍馬が記者会見に出席した。



勝たなければいけないプレッシャーが影響した

●名古屋オーシャンズ|フエンテス監督

──試合を振り返って。

勝てなかったことが悲しいです。自分たちは立ち上がりから試合を勝ち抜くために準備をしていました。難しい試合になることはわかっていましたし、相手の状態と勝たなければいけないプレッシャーも、自分たちが試合を優位に動かすことに影響したと思います。失点をしてから勝ちに行くことが難しくなりましたし、2点差から追いつき、後半は相手コートでプレーできました。できる限りのことはやって、12人で各セットの攻撃、戦術、テクニックでチャンスを作れていましたが、そこをうまく利用できませんでした。そこから残り5分で2失点しパワープレーを選択せざるを得ない状況になりました。全体的にはいいプレーができたと思いますが、少ないエラーで失点してしまうと、こういう結果になります。1分半で2-3、そこから結果引き分けることができましたが、大分戦と同じように自分たちの足りない部分も出た試合になりました。

──主導権を握られて勝てない試合は今季もないように感じるますが、例年のようにゴールを畳み掛けられない要因はどこにあると感じていますか?

理由は一つだけではなく、順序があると思っています。シーズンの最初はオーシャンカップで優勝して始まり、開幕から6連勝していましたが、大阪に負けて、そこから宮川の怪我など予想打にしてないことが起きました。フィクソが元々少ない編成で宮川が離脱し、いろんなコンビネーションを変える必要がありました。ギレルマオもまだ加入しておらず、そこで足踏みをしたと思っています。そういったことが不測の事態に対応したものの、思ったように噛み合わなかったことが要因だと考えています。

失点には責任を感じている

●名古屋オーシャンズ|篠田龍馬

──試合を振り返って。

勝たなければいけない試合で、失点については自分が止めないといけないシーンだったので責任を感じています。最後はチームが追いついて(優勝の)可能性を残してくれて、次の試合に臨む責任もあるのでそこは切り替えてやりたいですが、個人としては申し訳ない気持ちが強いです。



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