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作成日時:2024.01.21
更新日時:2024.01.21

名門・FCバルセロナで日本人初のトップチームデビュー!18歳で夢を叶えた原田快「めちゃくちゃ緊張した」

PHOTO BY本田好伸

昨年12月、世界屈指の名門クラブとして知られるFCバルセロナのフットサルチームで、1人の“サムライ”がピッチに立った。バスケットやハンドボールなど様々な競技チームをもつ同クラブだが、日本人選手がデビューしたのは初めてのこと。歴史的快挙を成し遂げた原田快がインタビューに応え、試合当日を振り返った。



「世界一の選手になりたい」

2022年8月。

左足での華麗なテクニックを武器に、17歳の若さでスペインに渡った原田は、バルセロナのBチームに加入し1年目からアシストと得点を量産。その活躍が評価され、昨年12月9日、スペインフットサル1部リーグ第9節のFCバルセロナvsコルドバにてトップチームのメンバー入りを果たし、日本人として初めて公式戦に出場した。

1月20日、クラブ公式SNSにて独占インタビューの映像が公開され、本人の口から率直な思いが語られた。

動画内で原田は、長年憧れたクラブでのデビュー戦について「なんでか分からないですけど、めちゃくちゃ緊張しました」と照れ笑いを浮かべ、そのことをベンチでチームメートに伝えると「監督には言わないほうがいいぞ」と笑われたエピソードを明かした。

また、バルセロナ育成コーディネーターのアリ・サントスは「快のことは14歳の時に知り、それから定期的にコンタクトを取り続けていた。FIFAの規定に沿って、契約が結べる年齢になるまで追い続けていた」と、待ちに待った期待の逸材であったことを語っている。

「バルセロナでプレーしたい」という一つの目標は叶えた一方、今回は正式なトップ昇格ではなく、あくまで所属はBチームのまま。まだまだ伸び代だらけの19歳は、「トップチームは、どのポジションにも世界屈指の選手がそろっているので、自分も世界一の選手になれるように、もっと努力したい」と意気込んだ。



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