更新日時:2019.01.19
【F1第17節/町田×大分】“エース”仁部屋の復活はいつか。「最初は素人かと思いましたが、今日はFリーグの舞台でプレーしていました」(大分 伊藤雅範監督)
PHOTO BY軍記ひろし
10月13日(土)にDUARIG Fリーグ2018/2019 ディビジョン1 第17節、共同開催町田ラウンドが行われ、バサジィ大分は、ペスカドーラ町田に2-3で競り負けた。
町田のパス回しを封じることができないまま、早いうちに2失点。森村孝志とレイチの2人のピヴォを起用しながらの前半は試合のペースを明け渡していたが、後半に入って少しずつ“らしさ”を見せ始めていく。
21分に原田浩平のゴールで1点差とすると、後半は原田と上福元俊哉のピヴォでセットを組んで前線に起点を作り出していた。そして35分、後半に入って初めて投入された森村の左サイドからのキックインがゴール前に流れ、白方秀和が詰めて同点に追いつくことに成功した。
しかし37分、町田にゴールをこじ開けられて再びリードされると、白方をゴレイロに変えてパワープレーを開始したが、最後までネットを揺らすことができずに試合終了。これで3連敗となった。
4人のピヴォが大分のストロングポイント
伊藤雅範監督(バサジィ大分)
──今日の試合を振り返って。
1点を争う非常に素晴らしいゲームができたと思っています。この共同開催は2日連続で明日もあるので、明日もまたいいゲームができるように。このチームには勝ち点3が必要なので、そこに向かってしっかりと戦っていきたいです。
──前半はレイチ選手と森村孝志選手、後半は原田浩平選手と上福元俊哉選手がピヴォとして出場していました。最後は森村選手が出ましたが、4人を前半と後半で2人ずつ使う特徴的な起用に見えたのですが、どんな狙いがあったのでしょうか?
それは2つあります。一つはピヴォが変われば戦術が変わると思っています。その特徴的に、(今日の試合は)原田と上福元の方がいいのではないかという判断でした。もう一つ、この4人は僕らにとってのストロングポイントですし、いい状態の選手が出ればいいと思っています。なので、今日のゲームは彼らの方がいいと思ったので(原田と上福元を後半からと、終盤は森村を)起用しました。
──仁部屋和弘選手の出場はやはり限られていましたし、プレーも正直、まだ厳しい印象を受けました。以前の会見で「使いながら上げていく」といった発言もされていましたが、今日の仁部屋選手への評価としてはどうでしょうか?
第1クールは仁部屋がいませんでした。そのまま仁部屋なしで戦う方が、正直なところ監督としては助かります。そうやって今シーズンはチームを作ってきましたので。ただ彼が重要な選手だということは自分も理解しているので、今は我慢しながら、ただ徐々にコンディションも上がってきています。僕がこんなことを言うのもどうかと思いますが、(復帰して)最初に見たときは素人かなと思ったのですが、今日はちゃんとFリーグの舞台でプレーしていたので、よくなっていると思います。彼もたぶん結果、ゴールがほしいと思うので、そこは求めながらやっていきたいと思います。
上福元俊哉(バサジィ大分)
──今日の試合を振り返って。
1点差で負けてしまい、負けた試合にいいも悪いもないと思うのですが、チーム全員で全力で戦ったので、しっかりと受け止めて明日もやりたいと思います。
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