更新日時:2019.01.19
【F1第18節/町田×浜松】先制からの逆転負けて勝ち点ロスト…「失点に目を向けるより、その前にできることがあった」(浜松 豊島明監督)
PHOTO BY軍記ひろし
10月14日(日)にDUARIG Fリーグ2018/2019 ディビジョン1 第18節、共同開催町田ラウンドが行われ、アグレミーナ浜松はペスカドーラ町田と対戦し1-2で敗れた。
立ち上がりから押し込まれる苦しい展開の中、GK石黒紘久を中心に集中した守りを見せる。すると12分にその石黒がハーフを越えて攻め込むとそのまま右足を一閃。これがゴールネットを揺らし、先制点を奪って試合を折り返した。
後半も劣勢の展開が続くが、集中した守りで町田の攻撃を跳ね返して行く浜松。しかし27分に自陣でのボールロストから失点し、同点とされた。さらに39分から町田がパワープレーを開始すると、その流れから逆転ゴールを許す。浜松はそこからGKに中村友亮を置くパワープレーにでたが試合は終了。善戦するも土壇場で勝ち点を落とした。
下を向いても仕方がない
豊島明監督(アグレミーナ浜松)
昨日、今日と1点差の接戦を落として、得点も1。チームの課題は明確なので、ここで下を向いても仕方ないので、次に向けて切り替えてやっていきたいと思います。
──後半、自陣でのボールロストが何回かあり失点を喫した。無理に繋ごうとする場面が見られたが、監督の意図は。
あの時間帯は、町田が0-1のビハインドで後半も残り10分を切ったくらいでした。こちらはファウルもかさんでいて、相手のチーム状態は前から奪いにくる中でプレス回避ができない。前半はできていてリズムを作れていました。後半は相手が圧力をかけてボールを取りにきた中で奪われてしまうシーンがありました。
ギリギリまで耐えれていましたが、(失点場面は)こちらがミスをした形。あの場面でゲームを作って行くためには、前に蹴り出す判断が必要。結果を求めている以上、それは必要なことです。決定的にあの失点とパワープレーの失点。そういう課題は昨日に引き続き明確です。
終了間際の失点は昨日と今日も同じです。そこまではチームのゲームプラン通りに運べていたと思います。メンタル的に失点するときつい時間帯でもあります。ただ、そこを考えるよりポジティブに考えると得点の部分に目を向ける。その前(失点シーンの前)にできたことがあったと、昨日、今日、今季が始まってから感じています。
そこをチームとして越えていけないと今日のような試合を落とします。失点に目を向けるよりは、その前にできたことがもっとあったと思います。誰かのせいではなく、チームとしてできない部分とできる部分を明確にしていかないとこのままズルズルいきます。そこの課題、今の状況を打開するのはゴールだと思っています。それで勢いを持っていければ、たとえあの失点があったとしても切り替えられると思います。
次は金曜日に試合で、下を向いても仕方ないので良い部分を少しでも伸ばせるように修正していきたいと思います。
田中智基(アグレミーナ浜松)
2日間で1点差で負けました。点がなかなか取れない中で、今日はGKが取れたのは大きいかなと思います。昨日、今日でできた部分を次に繋げるために、来週に向けてできた部分は続けて。できない部分、守り切れない部分はおそらくメンタル的なものと走り切れていないところ。そこを改善できるように、来週に向けて頑張ろうと思います。
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