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作成日時:2024.02.19
更新日時:2024.02.22

【ディビジョン1・2入替戦|ミックス/北海道vs仙台】新星・浅野岬が、ベテランとの阿吽の呼吸で2日連続得点!「絶対あそこにボールがくるだろうなと思っていた」

PHOTO BY高橋学

2月18日、駒沢オリンピック公園総合運動場屋内球技場にてFリーグ2023-2024ディビジョン1・2入替戦の第2戦が行われ、エスポラーダ北海道ヴォスクオーレ仙台が対戦。仙台が4-1で勝利し、ディビジョン1昇格を決めた。

2日間の入替戦で最も勝負強さを見せたのが、18歳のニュースター・浅野岬だ。

第1戦でFリーグ初得点を挙げると、翌日の第2戦でも2得点をマーク。前日に「明日も自分が点を決めて、絶対に勝ってF1に上がりたい」と口にしていた通り、ゴールという形でチームの昇格に貢献した。

シーズンの序盤は試合にあまり絡むことができていなかった浅野。それでも徐々に出番を増やし、チーム最年少ながら大一番で結果を残したのは、ベテラン選手との“コミュニケーション”の積み重ねにあった。



ボールがくる感覚はあった

──昇格おめでとうございます。まずは率直なお気持ちを教えてください。

勝てて本当にほっとしています。

──2日連続の得点となりましたが、今日の得点シーンを振り返ってもらえますか?

あの形(ダイレクトで合わせる形)はけっこう練習からやっていました。孝志さん(森村)がキッカーだったので「絶対あそこにボールがくるだろうな」という風に思っていました。そうしたら本当にボールがきて、あとは決めるだけの状況だったので、決められて良かったです。

──前日のFリーグ初得点でコツをつかんだのでしょうか?

コツというか「ここにいればボールがくるだろう」といった感覚はあったので。昨日のゴールのイメージから、いいイメージを持って今日も挑めたので、そこが良かったのかなと思います。



ベテラン選手の助言を受けて

──今シーズンはどんなシーズンでしたか?

チームとしては、今シーズンF2で優勝してF1に昇格するという目標を掲げて挑んでいたので、それを達成できてすごくほっとしています。

個人としては、最初のほうはあまり試合に出られなくて苦しい時期もありました。でも最後にこうして少しでもチームの勝利に貢献できたので、本当に良かったなと思います。

──苦しい時に、試合に出るために個人的に取り組んだことはありますか?

ヴォスクオーレはベテランの人が多いので、話を聞いたりしていました。

例えば、背番号6番の一城さん(渡邊)は似ているタイプのピヴォなので、コツのようなものを教えてもらいました。孝志さんからは、ボールの受け方とかを教わっていて。シーズンの最後のほうにはなりましたが、孝志さんの出すパスに合ってきた感覚はあったので良かったです。



来シーズンは個での打開も

──見事昇格を決めたなかで、来シーズンの意気込みは?

F2よりも強度もレベルも上がって、苦しいこともあるかもしれません。でも今シーズン苦しいなかでもこうして昇格することができたので、F1に上がっても「優勝する」という目標を掲げて、最後まで走り抜けていきたいなと思います。

──個人としては初のディビジョン1挑戦になると思いますが、そこに向けてレベルアップしていきたいことはありますか?

ゴールの形がまだワンタッチゴールなので、個で局面を打開するプレーも出していきたいです。

──浅野選手にとっての「仙台らしさ」とは?

みんな泥臭くやっているのが、仙台らしさかなと思います。

──最後に、応援してくれたサポーターに一言お願いします。

2日間、あの大きな声援というのは僕たちの力になりました。本当に感謝しかないです。



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