フウガドールすみだレディースは7月15日、GK・須藤優理亜がスペイン1部のトレブランカ・メリリャに移籍することを発表した。

今月20日のホームゲームが移籍前ラストマッチに

今年で23歳を迎えた須藤は、高校在学時に北信越リーグを戦うラオフェンにて競技キャリアをスタート。2019-2020シーズンにすみだに加入すると、持ち前のシュートストップで正守護神として活躍を見せていた。

2018年には、U-18日本女子フットサル代表に選出され、ブエノスアイレスで行われた第3回ユースオリンピック競技大会で準優勝を経験。翌年にはフル代表デビューを叶え、以降日本のゴールマウスを守り続けている。

須藤は公式ホームページにて「すごく迷いましたが、2025年のW杯、その先の世界と闘う為には日常から世界のレベルを感じることが大切だと思い決断しました」と移籍の理由を明かしており、「約5年半どんな時も一緒に闘ってくれた仲間、そして応援してくださったサポーターの皆様、本当にありがとうございました」と感謝の思いをつづった。

なお日本でのプレーは、7月20日にホームのひがしんアリーナで開催される、アルコ神戸戦がラストマッチとなっている。

■須藤優理亜選手 スペイン1部 トレブランカ メリリャへ移籍のお知らせ（クラブリリースより）

この度、フウガドールすみだレディース 須藤優理亜選手が、TORREBLANCA MELILLA CLUB DE FUTBOLへ移籍することとなりましたので、お知らせいたします。

氏名：須藤 優理亜（すとう ゆりあ）

ポジション：GK

生年月日：2001年1月31日

身長：163cm

■コメント

この度、スペイン女子1部リーグ TORREBLANCA MELILLA CLUB DE FUTBOLへの移籍が決定致しました。

まず、リーグ期間中にも関わらず、快く送り出してくれたクラブ、監督、選手、スポンサーの皆様に感謝の気持ちでいっぱいです。

TORREBLANCA MELILLA CLUB DE FUTBOLは昨年、CopaDeLaReinaFSで優勝、スペインリーグで3位、ブラジル代表の選手も多くいる強豪クラブです。
私自身すごく迷いましたが、2025年のW杯、そしてその先の世界と闘う為には日常から世界のレベルを感じることが大切だと思い、移籍を決断しました。
この決断が正解かはまだ分かりませんが、自分で正解にしていけるように頑張ってきます！！
フウガに入団して約５年半どんな時も一緒に闘ってくれた仲間、そして応援してくださったサポーターの皆様、本当にありがとうございました。

これからもフウガドールすみだレディース、そして須藤優理亜の応援をよろしくお願いします。 最後に、7/20(土)ひがしんアリーナのホームゲームでお会いしましょう！！！