更新日時:2024.10.28
【F1第12節|記者会見/浦安vs湘南】今季最多失点で痛感した首位との差。湘南・伊久間洋輔監督「セットプレーで決め切れるのが浦安」
PHOTO BY高橋学
10月26日、 バルドラール浦安アリーナにてFリーグ2024-2025 ディビジョン1の第12節が行われ、バルドラール浦安と湘南ベルマーレが対戦。2-7で湘南は敗れた。
試合を終え、湘南の伊久間洋輔監督が記者会見に出席した。
2得点して終われたことは、ポジティブに捉えなければいけない
●湘南ベルマーレ|伊久間洋輔監督
──試合を振り返って。
アウェイとはいえホームのような雰囲気をつくって、今日も応援してくださったファン・サポーターのみなさんに、まずは感謝したいです。
ゲームについては「最初にやられるな」という話をして選手たちも共通認識をもってくれていましたし、立ち上がりはうちのペースだったと思います。ただそこで点を決め切れなかったところで、差を痛感しました。
セットプレーの守備に関しても対応が追いついていないわけではなかったですが、相手のシュート精度が高く、上回ることができませんでした。先に2失点してしまったのは僕の責任だと感じています。
第2ピリオドも早い時間からパワープレーを選択する展開になり、そこからさらに失点を重ねてしまいました。それでも選手たちは、最後まで諦めずやり続けてくれました。
名古屋オーシャンズ戦の引き分けから3連勝できて、首位の浦安戦に臨めたこと、ゼロではなく2得点して終われたことは、ポジティブに捉えなければいけないと思います。もっと順位が下で「これ以上順位を落としたくない」というのと、「上に行けるぞ」という緊張感では全然違うので。
まだレギュラーシーズン後半戦の1試合目なので、いかに立て直して次に向かうかを考えていきたいです。
──今日は牧野謙心選手や内村俊太選手が、スタートからピッチに立ちました。先発の変更は「まずは守備から」という狙いがあってのことですか?
そうですね。浦安の得点源である本石(猛裕)選手とロドリゴを抑えるために、あのセット(萩原真夏、前川尚志、内村、牧野)をスタートに選びました。結果的にしっかり先制点を決められてしまいましたが、途中まではプラン通りうまくハマっていたかなと感じています。
──前半途中までは、タイトなマークに浦安も苦戦している印象でした。ただ、先制点を取られてしまったことが、流れが変わってしまった大きな要因?
うちは先制されると難しいですね。ただ、今日に関してはスタートから点を取りにいって「取れていれば」という試合でしたし、第1ピリオドも2点で抑えて、第2ピリオドに巻き返すつもりでいた結果、相手に上回られてしまった。浦安も今Fリーグで一番失点が少ないチームで、我々が攻めに転じると跳ね返りも大きいという懸念もありましたが、そこはやっていかないと上位には食い込めないなと思います。
──ハーフタイムにはどんな話をしましたか?
「絶対に3失点目はしないように」と。そのまま(2点差で)第2ピリオドも10分くらいこう着できれば、勝利の芽はまだあるぞと声をかけました。
ピヴォ攻撃は効いていたと思うので、そこに入れた後もう少し逆サイドを使おうという話もして、フィウーザも少し上げようという狙いもありましたが、今度はうちが相手の守備にハマってしまいましたね。
こちらが長い時間パワープレーをすることに対しても、浦安がもう少しストレスを感じてくれれば良かったのですが、逆に得点を重ねられてしまいました。
──名古屋に引き分けて、3連勝をした手応えもあったかと思いますが、今の浦安との具体的にどんなところに「差」を感じましたか?
やはり、相手のほうが個々でボールを持てるなと感じました。守備を頑張ることはできますが、こういった試合をどうにか逆転するにはもっと個人で剥がしていけるようにならないと、なかなか厳しいですね。
──とはいえ、まだ後半戦も始まったばかりです。今日の敗戦から、今後残りのレギュラーシーズンをどう戦っていきたいですか?
今の3-1システムにおいては、ピヴォにボールも入れられるしうまく攻撃の時間をつくれているとは思うので、そこからのシュートは、プレーする選手個人が精度を上げないといけません。あとは、セットプレーで得点を奪えるかどうかですね。浦安はそこでしっかり点が取れるところが強みなので、その差は埋めていきたいです。
【次ページ】湘南ファミリーが熱い!試合前から響く応援の一部始終
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