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作成日時:2024.12.17
更新日時:2024.12.17

【日本女子代表】アルコのキャプテンが追い求める“チーム”と“個人”両面での結果「選手権での結果は、W杯に向けてすごく大切」(山川里佳子/アルコ神戸)

PHOTO BY伊藤千梅

11月28日から12月1日にかけて、フットサル日本女子代表候補国内トレーニングキャンプが高円宮記念JFA夢フィールドにて行われた。

今シーズンからアルコ神戸の新キャプテンに就任したのが、ストライカー・山川里佳子だ。

リーグ開幕当初から「私が得点王になって、このチームを優勝させる」と語っていた通り、山川はシーズンで17ゴールを挙げ得点王に。しかしチームとしては優勝には届かず、リーグ戦は3位で終了。目標の半分達成にとどまる結果に終わった。

それでも、山川はすでに新たな目標を掲げた。「全日本選手権でタイトルを獲る」。そしてその結果は、代表選出へと直結すると山川は話す。

チームの勝利の先に個人の結果があり、代表であり続けるためにもチームとしてタイトル獲得を目指す。“アルコ神戸”として1人でも多く代表に選出されるため、チームと一心同体のキャプテンが、圧倒的得点力でチームを引き上げていく。

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自分に求められていることはゴール

──今回の代表合宿はいかがですか?

(伊藤)沙世が怪我をしてしまって、2日目から松木(里緒)さんが入ってきて新しいメンバーでの活動になりました。そのなかで、みんながコミュニケーションを取れていて、いいチームに成長していると思います。

──山川選手自身の代表への意気込みを教えてください。

自分に求められていることはゴールを決めることだと思っています。どの選手と出ても自分の持ち味を生かしてゴールを決めることを目標に頑張りたいと思います。

──練習でも点を決めていましたね!

決めました!今まで代表合宿に何回か来ていて、紅白戦で点を決めることができていませんでした。今回の得点が初めてだと思いますし、結果もだんだんと残せてきているかなと感じます。

──2025年のW杯は意識していますか?

個人的にまだそこまで意識はしていません。でも選手としてはそこを目指していかなきゃいけないと思っているので、5月にはアジア予選がありますし、全日本選手権辺りから意識し始めるかなと思っています。

──今回はチームメイトの高橋京花選手が初選出となりましたが、それについてはいかがですか?

京花は今年の4月からアルコに来てくれて、リーグでも結果を残している選手だと思います。アルコからは沙世と自分も含めて3人選ばれたことがうれしい気持ちと、より多くの選手が選ばれたらうれしかったなと、キャプテンとしては思っています。

──以前から「アルコから代表にたくさん入れたら」というお話もしていました。今年の3月のポルトガル遠征でアルコの選手は選出されていなかったことから考えると、かなり増えましたね。

昨シーズンの選手権では、西宮に0-2で負けて準決勝敗退という結果に終わりました。普段のリーグとは違ってW杯も連戦が続くので、選手権で結果を残すことはW杯に向けてすごく大切です。選手権で結果を残せなかったことが、前回の代表活動に選ばれなかったことにもつながっていると思っています。

なので、チームとしてはリーグで結果を残すこともそうですけど、選手権で日本一を取るところを目指していけたらいいなと思っています。

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