【Ｆリーグ】ペスカドーラ町田 1－3  フウガドールすみだ（1月19日／町田市立総合体育館）

1月19日、町田市立総合体育館にてＦリーグ2024-2025 ディビジョン１の第22節が行われ、ペスカドーラ町田とフウガドールすみだが対戦。すみだは3－1で勝利した。

試合を終え、すみだの岡山孝介監督が記者会見に出席した。

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「今を大事にしよう」と話していた

●岡山孝介監督｜フウガドールすみだ

──試合を振り返って。

すごくタフな試合でした。そのなかでチーム一丸となって戦い、勝つことができてうれしく思っています。

──スタートのメンバーが2分経たずに変わった理由は？

試合序盤は主導権をにぎられていたので、早めにメンバーを変えました。相手との噛み合わせも多少考えましたが、あまり重点を置いていません。

──1点目のセットプレーからの得点は、練習でやり込んだ形でしたか？

タイムアウトのタイミングだったので、あの形は練習していない、うちにはないサインプレーでした。前回の町田との対戦で、中田（秀人）がニアに入り込む形で得点しているので、あそこに走り込んだら釣られると考えました。そうしたら案の定ファーが空いたので、そこを狙いました。

──第2ピリオドで一度同点に追いつかれましたが、取り返す自信はありましたか？

相手にボールを持たれる時間もありましたが、自分たちがパスをつなげている感覚もあったので、得点できると信じていました。

最近の試合では、先に得点しても、追いつかれて逆転される展開が多かったので「今日こそはみんなで踏ん張って、次のステップに進んでいこう」と話して試合に臨みました。

実際に今日も追いつかれた時に意気消沈していたら、同じような結果になっていたと思います。そこでも今日は「乗り越えよう」とみんなが思ってくれていたと思いますし、その熱はベンチでも感じました。僕がみんなに声をかけた時も、反応が良かったと感じています。

下位リーグが決まっている苦しい状況でも、練習から前向きに取り組み、少しでも前進しようという姿勢を見せてくれていました。そのような選手たちと仕事ができて、心から幸せに思っています。

──先週まで1点差で4連敗していましたが、今週1週間で変えたことはありますか？

根本の部分は変えていません。あまりにも変わり映えのない練習ばかりだとマンネリ化してしまうので、練習内容を変えたり、話すことを変えたりしていましたが、基本的には今までやってきたことをブラッシュアップしていくイメージで取り組んでいました。あとは試合の日のシャツを変えるといった工夫もしています（笑）。

──前節「勝ち切るためにはメンタルが大事」という話もありましたが、勝利できるメンタルにもっていくために、選手たちにはどのようなことを伝えましたか？

今シーズンの我々のテーマの一つに「やり続けること」があります。これだけうまくいっていないと今やっていることが信じられなくなることもあると思いますが、みんなのプレーを見ていても、自分は前進している実感がすごくあったので、絶対に良くなると信じているという話はしていました。

成功するためには苦しいことを乗り越えないといけません。人生もフットサルも、いろいろなことがあるけれど、最後まで100%でやり切ることはチームとしても大事にしていて、やり続けていたら実る時がくる、というのは伝えていました。

あとは少し抽象的な話にはなりますが、過去に逆転負けするような経験があると「また起こるんじゃないか」という気持ちになると思います。でも、また起こる確証なんてどこにもないし、未来がどうなるかもわかりません。だからこそ先週は「とにかく今を大事にしよう」という話をしました。

練習に関しても、次の練習ではなく、“そのプレー”に集中する。その時に休んでいる選手も鼓舞をしたり、プレーしている選手に注意や指示をしたりしてほしいと伝えました。そのような積み重ねで今回の勝利につながったと思っています。

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