更新日時:2025.01.19
「VAMOS SOTA‼」ホーム最終節でのサプライズ。南雲颯太が初の大怪我から3週間で見せた前向きさ「試合に出ていなくても応援してくれる方がたくさんいる」【F1第22節|インタビュー/立川】
PHOTO BY伊藤千梅
【Fリーグ】立川アスレティックFC 3-1 ボルクバレット北九州(1月18日/アリーナ立川立飛)
12月28日に行われた、第20節のしながわシティとの一戦で、南雲颯太がピッチに倒れ込んだ。立ち上がることできずにその場を後にすると、2日後、クラブ公式HPにて「前十字靭帯損傷」と発表。全治10カ月の長期離脱となった。
2024年9月には日本代表にも初招集され、12月にはFリーグ通算100試合出場を達成。主将の上村充哉も「南雲選手の穴はそう簡単に埋めることはできない」と話したように、それまでリーグ戦に全試合出場していた南雲は、チームにとって欠かせない存在だった。
ファイナルシーズン直前の離脱には、きっと悔しさもあるだろう。それでも、ホーム最終節に現れた南雲は力強い言葉を発した。
「応援してくれる方がたくさんいるので、頑張って戻るしかない」
この日の試合では、立川の選手たちが「VAMOS SOTA‼︎」と書かれたTシャツを着て入場。サポーターからは、有志で集められた寄せ書きが送られた。
数々のサプライズに驚きながらも笑顔を見せた南雲は、負傷から3週間が経った今、何を思っているのか。
立飛の会場で、ゴールを決められたら
──怪我をした時は、どんなことを考えていましたか?
立てないし、歩けないし、いつもと違う感覚がありました。ただ事ではないと思いましたし、これは長くなるなと感じていました。
でも気持ちとしては意外と冷静で、(復帰に向けて)どういう過ごし方をしようかなと、一瞬考えたりもしましたね。前十字靭帯損傷だと聞いた時もすんなりと受け入れられました。
──このような怪我は初めてですか?
大きい怪我は初めてですし、今までこんなにフットサルを離れたことはありません。ただ、(皆本)晃さんは何回も経験していますし、しながわのつっつー(堤優太)も同じ怪我です。仲間はたくさんいるので、心強いところもあります。
──負傷から3週間経っていかがですか?
可動域が出てからでないと手術ができないので、今は手術に向けてのリハビリをしています。職場の小泉機器ホールディングス株式会社には、怪我のあと迷惑をかけていたのですが、すごく理解していただいてありがたいです。2月も手術でお休みすると思いますし、仕事に行けず申し訳ない気持ちがありますが、いずれはしっかり貢献していきたいと思っています。
──怪我をした時から心境の変化はありますか?
今日のホーム最終節で一番感じたのですが、試合に出ていなくてもこうして応援してくれる方がたくさんいるので、頑張って戻るしかないなという気持ちです。本当にありがたいですね。
このようなTシャツをチームがつくってくれていることも知らなかったんですよ。入場の時にみんなが着ていてびっくりしました。待ってくれている人もたくさんいるので、うれしいと同時に、頑張らないといけないなと気が引き締まります。
──復帰後は、ピッチでどんな姿を見せたいですか?
今まで通り戻ってきてもおもしろくないと思うので、パワーアップした姿を見せられるようにしたいですね。ホームで、立飛の会場で、ゴールを決められたら一番です。
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