バルドラール浦安は3月25日、石田健太郎の退団を発表した。

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「トロフィーを持ち上げたあの時は間違いなく9年間で1番の思い出になりました」

退団の発表された石田はキャプテンを務め、今シーズンはリーグ戦の全27試合に出場。攻守の司令塔として活躍をしながら、自身も8得点を挙げてリーグ初制覇に貢献していた。

多摩大学在学時から9年間クラブに在籍した石田は、クラブのリリースを通じてこれまでの時間を振り返り「苦しいシーズンの方が多かったです。ただこのクラブで優勝し、選手として成長したい。この想いだけでここまできました。たくさんの人に強い浦安に戻ってほしいと何度も何度も言われました。その度に悔しさや歯痒さが込み上げてきましたし、それと同時に絶対に優勝してやろうと強く思いました」とコメント。

「不甲斐ない試合をしてスタンドを見れなかった時、ホームゲームで一度も勝てなかった時、病院のベッドで試合を見ていた時、ゴールを決めた時の歓声、そして優勝した時のスタンドの風景。どれも忘れられない瞬間ですが、トロフィーを持ち上げたあの時は間違いなく9年間で1番の思い出になりました」と今シーズン、待望だったリーグタイトルを手にした時のことを語った。

クラブにとって欠かせない存在になり、退団を受けてファンはSNSで反応。「結構な衝撃です」「これはびっくり」「主力中の主力が！！」「大声出るやつ」と驚きを隠せずにいた。

退団の理由について石田は「ここまで歩んできて家族みたいなチームを退団するのか、1人の人間として、そして1人のフットサル選手としてとても難しい決断でした」と葛藤を明かし「それでも僕自身、新たな挑戦が必要だと思い、1人のフットサル選手としてこの決断をしました」と決意を表明した。

【2024-2025シーズン退団選手のお知らせ】

いつもバルドラール浦安をご声援いただき、誠にありがとうございます。

2024-2025シーズンをもちまして、バルドラール浦安を退団する選手について下記にてお知らせいたします。

◯石田健太郎
ポジション：FP
背番号：14
・コメント
「今シーズンでバルドラール浦安を退団することになりました。まず初めに、塩谷代表、4人の監督方、コーチ、スタッフの方々、メディカルチームの皆さん、チームメイト、スポンサー各社様、ファンサポーターの皆様。自分をここまで成長、そしてサポートいただき本当にありがとうございました。すべての皆様に心より感謝申し上げます。

18歳の時、フットサルを始めたばかりの自分がこのクラブに入れたこと、温かく迎え入れてくれたこと。そして9年間在籍できたことはとても嬉しく今でも奇跡だと感じますし、とても大きな挑戦の始まりでした。デビュー戦で初めてユニフォームを着た時、このクラブでプレーをする重さを感じたのを今でも鮮明に覚えています。

在籍した9年間で一度しか優勝することができませんでした。自分がこのクラブの力になれたかどうかは分かりません。苦しいシーズンの方が多かったです。ただこのクラブで優勝し、選手として成長したい。この想いだけでここまできました。たくさんの人に強い浦安に戻ってほしいと何度も何度も言われました。その度に悔しさや歯痒さが込み上げてきましたし、それと同時に絶対に優勝してやろうと強く思いました。不甲斐ない試合をしてスタンドを見れなかった時、ホームゲームで一度も勝てなかった時、病院のベッドで試合を見ていた時、ゴールを決めた時の歓声、そして優勝した時のスタンドの風景。どれも忘れられない瞬間ですが、トロフィーを持ち上げたあの時は間違いなく9年間で1番の思い出になりました。

ここまで歩んできて家族みたいなチームを退団するのか、1人の人間として、そして1人のフットサル選手としてとても難しい決断でした。それでも僕自身、新たな挑戦が必要だと思い、1人のフットサル選手としてこの決断をしました。たくさんの人に支えられ、たくさんの愛をもらい、たくさんの勇気を貰いました。フットサルに対しての情熱がものすごい人達がたくさんいるクラブです。このクラブでこのエンブレムを身に纏い9年間プレーできたことが僕の誇りであり自信であり幸せな時間でした。すべての瞬間を応援してくれた皆さん、本当に心からありがとうございました」

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