更新日時:2025.03.31
【日本代表】佐藤亮氏がフットサル日本代表コーチ兼フィジカルコーチに就任!大阪成蹊大学フットサル部監督を経て代表スタッフに
PHOTO BY本田好伸
日本サッカー協会(JFA)は3月28日、佐藤亮氏がフットサル日本代表コーチ兼フィジカルコーチに就任することを発表した。
「代表の誇りを胸に、共に世界を目指して全力で取り組む」
佐藤氏は新潟県出身の39歳。のちに多くのFリーガーやフットサル日本代表選手を輩出することになる帝京長岡高校サッカー部の出身。卒業後は順天堂大学に進学し、在学中にフットサルに転向する。2009-2010シーズンには、当時関東フットサルリーグ1部だったフウガ目黒(現フウガドールすみだ)のキャプテンとして、Fリーグクラブ3チームを破り日本一に。その後シュライカー大阪でFリーグデビューを飾り、2013~2014年にかけてはスペインでもプレーした。フットサル日本代表にも選出され、2014年のAFCフットサル選手権の優勝メンバーとなった。
2017-2018シーズン限りで現役を引退後は指導者の道に進み、2020年に大阪成蹊大学フットサル部の監督に就任。在任中に多くのFリーガーを輩出したほか、全日本大学フットサル大会3連覇の偉業も達成した。
就任に際し佐藤氏は、「歴史と伝統のある日本代表のエンブレムを背負い、ワールドカップ優勝を目指すチームの一員として仕事をさせていただけることを誇りに思うと同時に、大きな喜びと責任を感じています」とコメント。「“日本代表が世界で勝つためのフットサル”を実現するために、高橋健介監督を中心に、選手、スタッフ、そして日本フットサルに関わる全ての皆様と協力し、共に世界を目指して全力で取り組んでまいります」と結んだ。佐藤氏はフル代表のコーチに加え、アンダーカテゴリーのフットサル日本代表コーチも兼任する。
また、5シーズンにわたり指揮を執った大阪成蹊大学フットサル部の公式Xでは、「監督を務めた5年間を振り返ると、言葉では言い尽くせないほど多くの経験をさせていただきました。伝えたいことは数えきれないほどありますが、今はただ、感謝の気持ちでいっぱいです」と綴った。後任には、2024年に現役を引退していた元シュライカー大阪・磯村直樹氏が就任することもあわせて発表されている。
■フットサル日本代表コーチ兼フィジカルコーチに佐藤亮氏が就任
フットサル日本代表のコーチ兼フィジカルコーチに佐藤亮氏の就任が決定しました。なお、佐藤氏はアンダーカテゴリーのフットサル日本代表のコーチも兼任いたします。
佐藤亮コーチ プロフィール
氏名
佐藤 亮(さとう とおる)生年月日
1985年8月4日出身地
新潟県選手歴
サッカー:
1995年~1998年 長岡ビルボードFC
2001年~2004年 帝京長岡高校
2004年~2005年 順天堂大学
フットサル:
2005年~2006年 順天堂大学
2006年~2007年 BOTSWANA
2007年~2009年 FUGA MEGURO
2009年~2013年 シュライカー大阪
2013年~2014年 ウマコン・サラゴサ(スペイン)
2014年~2018年 シュライカー大阪指導歴
2018年~2019年 帝京長岡高校 コーチ
2018年~2019年 大阪府女子フットサル選抜 コーチ
2019年~2020年 シュライカー大阪 コーチ/アカデミー コーチ
2020年~2025年 大阪成蹊大学 監督
2022年~2023年 大阪府フットサルトレセンU-18 コーチ資格
2018年 JFA Cライセンス 取得
2025年 JFA フットサルAライセンス 取得【佐藤亮氏 コメント】
私にとって、日本代表は幼少時代からの夢であり、選手、そして指導者として常に目標として持ち続けてきた舞台です。歴史と伝統のある日本代表のエンブレムを背負い、ワールドカップ優勝を目指すチームの一員として仕事をさせていただけることを誇りに思うと同時に、大きな喜びと責任を感じています。これまで、日本フットサルの発展のために尽力して下さった全ての方々の想いのバトンを繋ぎ、この歩みを更に先へと進めていくために、自分の全てを出して、覚悟を持って責務を全うしていきたいと考えています。
「日本代表が世界で勝つためのフットサル」を実現するために、高橋健介監督を中心に、選手、スタッフ、そして日本フットサルに関わる全ての皆様と協力し、共に世界を目指して全力で取り組んでまいります。
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2025.03.31