更新日時:2025.05.08
【女子日本代表】アジア制覇へ向けインドネシアから5ゴールを挙げ勝利!重要な大会初戦で勝ち点3を獲得
PHOTO BY伊藤千梅
【AFC女子フットサルアジアカップ2025】日本 5-2 インドネシア(日本時間5月7日/フフホトスポーツセンター)
5月7日、日本女子代表は中国・フフホトスポーツセンターで開幕したAFC女子フットサルアジアカップ2025・グループステージ第1戦でインドネシア代表と対戦。第1ピリオドに4点を先行した日本が5-2で勝利を収め、アジア制覇へ向け、初戦で勝ち点3を獲得した。
■日本vsインドネシア ハイライト(グループC第1戦)
筏井、宮原らの得点で5点を先行
日本は、GK井上ねね、FP江口未珂、四井沙樹、筏井りさ、松本直美の5人が先発。バルドラール浦安ラス・ボニータスでも共にプレーする4人のセットが立ち上がりから素晴らしい入りを見せ、開始わずか29秒、筏井がこの試合最初のシュートを放った。
するとその直後の1分37秒、カウンターで駆け上がった四井のラストパスを受けた筏井が、左45度から左足一閃。ニア上の天井に突き刺すゴラッソで先制に成功した。
このゴールで流れをつかんだ日本は、その後も12分に江川涼のファー詰め、13分に宮原ゆかりのカットインシュート、17分に四井のワンタッチゴールなどで加点。守っても守護神・井上が要所で完璧な対応を見せてインドネシアの攻撃をシャットアウトし、4-0とリードして第1ピリオドを折り返した。
第2ピリオドに入ると、日本はややペースダウン。4点のリードがあることもあってか大事に入り、後方でボールを持つ時間が長くなる。時折ミスからボールを失うなど難しい時間帯もあったものの27分、宮原が右サイドの得意の位置でボールを持つと、カットインから左足シュート。これがゴール右下に鮮やかに決まり、この試合2点目。リードを5点に広げた。
このゴールをきっかけに再度ギアを上げたかった日本だが、その直後のプレーで相手のシュートの跳ね返りをクリアしきれず、オウンゴールで失点。再び4点差となるとさらに29分、インドネシアのパワープレーから右サイドを崩され連続失点を喫してしまった。
その後もボールを保持する日本、カウンターとパワープレーに勝機を見出すインドネシアという構図で試合が進み、両者何度かチャンスを迎えたもののスコアは動かず。日本が5-2で勝利し、勝ち点3を獲得した。
第1ピリオドの立ち上がりは完璧な入りを見せた日本。第2ピリオドの試合運びには課題を残したものの、重要な初戦で確実に3ポイントを獲得できたことが何よりの収穫だろう。次節は日本時間9日15時から、バーレーン代表と対戦する。
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