更新日時:2025.07.02
デフフットサルワールドカップ全日程が終了…男子は11位、大会連覇を目指した女子は準々決勝でブラジルに敗れ7位【デフフットサル代表】
PHOTO BY一般社団法人日本ろう者サッカー協会(JDFA)
イタリア・モンテジルヴァーノで開催されていたデフフットサルワールドカップ2025は6月27日に全日程が終了。日本代表は、男子が11位、女子が7位の成績で大会を終えた。
男女ともに上位進出を逃す
18チームが出場し、6チームずつ3つのグループを戦った男子は、グループCの5試合で3勝2敗の3位となり、決勝トーナメント進出を逃した。
順位決定戦では、グループステージでも対戦したベネズエラ代表に6-1で快勝したものの、続くウクライナ代表には2-7戦で敗戦。今大会8試合目となった11位・12位決定戦はタイ代表と対戦し、8-2で勝利。最終11位で大会を終えた。
元フットサル日本代表の藤井健太氏が監督、同じく元日本代表GKの石渡良太氏がGKコーチを務めたチームは、上位進出を逃したものの、フェアプレー賞を受賞した。
12チームが出場し、4チームずつ3つのグループを戦った女子は、グループCの3試合で、ポーランド代表、ドイツ代表、ハンガリー代表に3連勝を収め、首位で決勝トーナメントに進んだ。迎えた準々決勝は、前回大会の決勝で対戦したブラジル代表と激突すると、2点を先行されるなかで終盤に1点を返す意地を見せたものの1-2で敗戦を喫した。
その後の順位決定戦の初戦は、イングランド代表に1-3で敗戦。今大会6試合目となった7位・8位決定戦はスウェーデン代表と対戦し、5-1と快勝。最終7位で大会を終えた。
前回大会で日本を世界一に導いた山本典城監督が率いるチームは、大会連覇を逃したものの、6試合で1枚も警告を受けることなく戦いぬき、男子同様フェアプレー賞を受賞した。
なお、男子は、イランがブラジルを2-0で破り優勝を飾り、女子はスペインがブラジルを6-5で破り大会制覇を果たした。
<最終順位>
■男子
1位:イラン
2位:ブラジル
3位:イタリア
4位:クロアチア
11位:日本
■女子
1位:スペイン
2位:ブラジル
3位:ポーランド
4位:アイルランド
7位:日本