更新日時:2025.07.08
「泣いちゃいました」決定機を“決めきれなかった”17歳・行木詩心優、サポーターを見てあふれた涙【F1第6節|インタビュー/すみだ】
PHOTO BY伊藤千梅
【メットライフ生命Fリーグ2025-26シーズン ディビジョン1】しながわシティ 5-3 フウガドールすみだ(7月4日/駒沢オリンピック公園総合運動場屋内球技場)
7月4日、メットライフ生命Fリーグ2025-26シーズン ディビジョン1の第6節が行われ、しながわシティとフウガドールすみだが対戦。すみだが3-5で敗戦した。
試合時間残り7分6秒、3-3の同点の場面ですみだにカウンターのチャンスが訪れた。後方からゴール前に走り込んできた行木詩心優(なめき・たみゆ)にボールが渡ると、相手GKと1対1に。しかし、ダイレクトで当てたボールはクロスバーを超えて大きく外れた。
天を仰ぎながらもすぐに切り替えていたように見えた行木だったが、試合後のサポーター席への挨拶後、俯いて悔しさを堪えきれない様子を見せた。
今シーズンの開幕戦にデビューし、第3節にはFリーグ初ゴールも挙げた17歳がこの試合で感じたこととは。試合後、行木に話を聞いた。
気持ちが途切れて泣いちゃいました
──今日の試合を振り返っていかがですか。
第2ピリオドの3-3の状況で決定機を外してしまって、それが一番悔しいです。外した瞬間はまじで泣きそうになっちゃって、切り替えられなかったです。
──試合後もすごい悔しそうでしたね。
泣いちゃいました。試合終わってもう、気持ちが途切れて。サポーターのほうを見たら「本当やらかしたな」と思って、泣いちゃいました。
──F1の舞台でプレーされて、いかがですか?
スピード感が速くて、判断力が大事になってきます。あとは守備の部分が一番難しいです。チームによって全然違うことをやってくるので、戦術を覚えるのも大変です。
──トップチームでの練習は慣れましたか?
もう練習は慣れてきて、声もけっこう出せるようになってきました。でも試合になるとやっぱり難しいです。
──今シーズンの目標は?
今シーズンは、まず5ゴールを決めることです。
──第3節の名古屋戦ではFリーグ初ゴールを決めていました。
あれは、西田(泰人)選手がボールを取るかなと思って、ちょっと予測して前に出ました。そしたら相手を振り切ってくれたので、そのまま信じてセグンドに走った感じです。出してくれれば(決める)と思って、信じて走りました。
──チームでお世話になっている先輩はいますか?
みんなお世話になっているんですけど、つるくん(丹羽脩人)や岸(将太)くんは、小学校の頃からスクールのコーチをしてもらっていました。今、その2人と一緒にスクールをやらせてもらっているので、それもうれしいですね。
──最後、ファン・サポーターのみなさんに一言お願いします。
自分で打開してゴールを決めるので、見ていてください!
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