更新日時:2019.01.19
【F1第30節/すみだ×町田】年明けから2連勝で復調「悪い状況は1点や1勝が変えてくれる」(町田 岡山孝介監督)
PHOTO BY軍記ひろし
1月18日(金)にDUARIG Fリーグ2018/2019 ディビジョン1の第30節のフウガドールすみだvsペスカドーラ町田が墨田区総合体育館で行われ、町田は4-0で勝利している。
立ち上がりから積極的に出たのはアウェイの町田。ミドルレンジからでもシュートを狙っていく場面が見られた。すると11分に室田祐希のドリブルから左サイドでFKを獲得。森岡薫が入れた対角のグラウンダーのパスから最後はクレパウジ・ヴィニシウスがネットを揺らし、町田が先制して前半を終えた。
すると後半も先にスコアを動かしたのは町田で、24分に右サイドでボールを持った森岡が反転して放ったシュートがポストに当たりながらもネットを揺らした。終盤にかけて試合をコントロールしに入る町田は、37分に相手がパワープレーに入った最初のプレーで中井健介がパワープレー返しからゴール。38分にもピレス・イゴールのパワープレー返しが決まって勝負あり。町田が今季最後の東京ダービーで快勝して、年明けから2連勝とした。
試行錯誤して最善を尽くした結果
岡山孝介監督(ペスカドーラ町田)
──試合を振り返って。
久しぶりに強い町田を見せることができて嬉しく思っています。出られない選手も含めて最後まで声出してみんなで戦えた試合でした。チームが1つになって戦えたことが勝因だと思います。
それと同時に、前節はアウェイの浜松戦でしたが、下位のチームが相手で、アウェイで、チームがこういう状況の中ですが、それでもサポーターが応援にきてくれました。そうやって応援にきてくれている人も含めて1つになって戦えたことが良かったと思います。
そういう人たちの期待にもっと早く答えなければいけなかったですが、少しでもこれから恩返しできるように頑張っていきたいと思います。
──良い町田を見られたとのことだが、この試合に向けてアプローチの部分で変えたことは?
どの試合もアプローチに関しては相手によって変えるものです。ただ、すみだは前からの守備が良いチームです。その中で、今日も基本コンセプトは変わらなかったのですが、守備ラインの高さがいつもより低かったので、そこは逆に多少やりやすさがありました。
すみだは他のチームに比べてプレスが早いと感じていたので、うまく回避しなければいけないと思っていましたが、今日は相手のラインが低かったので試合の頭からこちらのペースで運べたと思います。
──昨年末までは結果が出ずに苦しんでいたが、前節の浜松戦に勝利したことでチーム内の雰囲気も良くなったのでは?
昨年までの試合は良い内容でしたがゴールが取れなくて、先制しても追いつかれる試合が続いていました。内容が良くても結果が出ないと悪い方にいってしまうものです。
逆に一度どこかで流れを断ち切れていれば、今の状況は変わっていたと思います。ただ、断ち切るまでが大変なことです。
前節の浜松戦は、今日の半分も出せないくらい悪い内容でしたが、勝てて流れが変わって、そうすると選手たちの気分も変わります。こういう状況は1点が変えたり、1勝が変えたりします。
内容が良くてもそういう部分が必要になるときがあるもので、内容が良くても勝てない時期を過ごしていると次第にその内容も悪くなります。逆に内容が悪くても勝てれば流れが変えられるものです。
遅すぎるといえばそうだですが、流れを変えるために色々なことをしてきました。話し合ったり、練習メニューを変えたり、時間を変えたりと色々試行錯誤してきました。最善尽くした結果なので、こればかりは仕方ないことだと思います。
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