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【日本代表】ブルーノ・ガルシア監督がタイ遠征で見極めたい「新しい選手」とは?

PHOTO BY軍記ひろし

若手のプレーにも期待

──今回のタイ遠征でみたい部分とは?

新しい選手は2つのグループに分かれます。檜山、白方、田村はキャリアの中で良い時期、年齢的にも円熟した時期に差し掛かっています。実際に、去年の国内合宿でのパフォーマンスはすごくよかったです。その状況ならば、国際マッチでどのようなパフォーマンスを見せてくれるのかを確認したいと思いました。その3人は固有ポジションとしても重要で、GK、フィクソ、左利きのアラ。重要な選手でもあるので、特に期待しています。

そのほかの4人は、アジア・インドアゲームスでU25の日本代表として臨んでいたメンバーです。全体リストの健全化という部分で、それを担ってきた選手たちです。橋本、平田、宮崎。宮崎はその時のメンバーではないですが、その年代の層です。

年齢的には1つ下がりますが、伊藤もU18、U20代表と進み、その後は国内キャンプに参加してもらっています。先に話した3名(橋本、平田、宮崎)と同じ気持ちでプレーしてもらえればと思います。

森岡、仁部屋に関してですが、森岡はケガのために前回は参加できませんでしたが、今は復帰しています。仁部屋は、一時はクラブでの活動を休止していましたが、うれしサプライズで戻ってきてくれました。その復帰ぶりに期待しています。

──森岡選手、仁部屋選手に関して最初の4割に入っていなかったのは、一度代表を外れていたことで再び見極めなければいけないという思いか?

4割りの意味としては、前回のドイツ、ポルトガル遠征のメンバーの4割が今回も選ばれているという意味です。森岡と仁部屋に関しては中核メンバーだと位置付けています。今回はテストというものではありません。

ただ、方向性としてこの中核と言われているメンバーがより広がり、この中核の中でもさらに中核。そういう層の競争が行われて、選ばれていく必要がありますし、そういう状態にすることが目標となっています。

──ワールドカップに向けて強化をしていく中で、どの時期まで新しい選手をみて、チームの塾生はどの辺りからを考えているか?

段階として、今回のタイ遠征は大きなものです。これだけの割合で、今まで主役ではなかった選手たちに参加してもらっています。彼らにとっては大きな場になると考えています。

そこから(タイ遠征後から)リーグのファイナルに向けて大事な時期に入りますが、代表チームとしては次の活動が4月です。そこまで開きますが、再始動する頃には徐々に絞っていく段階です。なので、今回のタイ遠征は非常に大きな位置づけです。

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