10月25日、26日にメットライフ生命女子Ｆリーグ2025-26シーズンの第13節が神戸市立体育館で開催された。前節からレギュラーシーズンの上位6チームによる上位リーグと、下位5チームによる下位リーグに分かれてファイナルシーズンが行われている。

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神戸が首位撃破で優勝戦線は三つ巴に

下位リーグのミネルバ宇部vsアニージャ湘南の一戦は、湘南の攻撃陣が爆発。第1ピリオドで5点のリードを奪うと、第2ピリオドには怒涛の7ゴール。山本想と舘山香緒里がハットトリックを記録し、12－2で湘南が大勝した。今シーズンの連勝を目指すさいたまサイコロは、流経大メニーナ龍ケ崎と対戦。小田友香が立ち上がりに先制点を挙げると、第2ピリオドにも追加点。その後、1点差に迫られたが、残り44秒で小笹璃緒がダメ押しゴールを決め、さいたまが3－1で勝利を収めた。

そして25日には上位リーグの1試合も行われ、福井丸岡ラックとフウガドールすみだレディースが対戦。丸岡は0－0で迎えた33分、鋭いキックインに山森しおんが押し込み、これが決勝点に。丸岡がすみだに1－0で競り勝った。

26日には上位リーグの2試合が開催された。立川アスレティックFCレディースvsバルドラール浦安ラス・ボニータスの一戦は、立川が自陣からの巧みな崩しで先制に成功する。一方、浦安は15分に江口未珂が塚本夏希のシュートパスに合わせ、同点に追いつく。さらに第2ピリオドの開始47秒、CKから再び江口がゴールに流し込み、セットプレーの流れからの2発で逆転。その後、スコアは動かず浦安が2－1で制した。

首位のSWHレディース西宮は、3連勝中と勢いに乗るアルコ神戸と対戦。西宮は尾川奈穂の得点で一歩前に出るが、神戸の高橋京花が右サイドを抜け出し、試合を振り出しに戻すゴールを決める。36分には追野沙羅が再び西宮にリードをもたらすが、諦めない神戸は反撃を開始。パワープレーから高橋が同点弾を挙げると、残り31秒で山川里佳子がゴール前の混戦から右足を振り抜きついに逆転。神戸は試合終盤92秒間の逆転劇で3－2で白星を挙げている。

この結果、西宮が敗れたことで浦安が首位に浮上。神戸は4連勝を達成し、優勝を狙える位置に上がった一方で、立川はファイナルシーズンで2連敗となり、首位と6ポイント差に広がった。下位リーグではさいたまが今シーズン初の連勝を記録している。

今節の試合結果と順位表は以下の通り。第14節と第15節は、2026年1月30日から2月1日に行われる変則開催となる

■試合結果

◎上位リーグ

10月25日（土）

10月26日（日）

◎下位リーグ

10月25日（日）

ファイナルシーズン順位表｜10月26日（日）時点

■第14節・第15節試合日程

◎上位リーグ

第14節：1月30日（金）

第15節：1月31日（土）

第14節：2月1日（日）

◎下位リーグ

第14節：1月30日（金）

第15節：1月31日（土）

第14節・第15節：2月1日（日）

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