更新日時:2025.11.26
【フットサル日本女子代表】W杯第2戦で世界3位のポルトガルに1-3で惜敗 GS突破を懸けた第3戦は29日、タンザニアと対戦

PHOTO BY伊藤千梅
【FIFAフットサル女子ワールドカップ フィリピン2025】日本 1-3 ポルトガル(日本時間11月26日/フィリスポーツ・アリーナ)
11月26日、フットサル日本女子代表はフィリピンのマニラにあるフィリスポーツ・アリーナでFIFAフットサル女子ワールドカップ フィリピン2025、グループステージ第2戦を戦い、ポルトガル代表に1-3で敗戦。この結果、日本は29日に行われる第3戦でグループ突破を狙うことになる。

■試合ハイライト:第2戦 日本vsポルトガル(公開前)
強豪ポルトガルに一歩及ばず
グループCの第2戦で、FIFAランキング5位の日本はの同3位のポルトガルと対戦。先発は第1戦と同じくGK井上ねね、FPは江口未珂、池内天紀、追野沙羅、江川涼の5人が1stセットに入った。
攻め込まれる時間がありながらも、日本も背後を狙った攻撃でチャンスを伺う。3分に中村みづき、岩崎裕加、高橋京花、松本直美の2ndセットを投入すると、この時間もポルトガルに思うような攻撃機会を与えずに堅守を見せる。さらに5分、伊藤果穂、宮原ゆかり、網城安奈、筏井りさがピッチに入り、この日も3セットを軸に序盤を戦った。

7分にはポルトガルの10番マリア・ペレイラにゴール正面で1対1をつくられるも、守護神・井上ねねがシャットアウトし窮地を凌いだ。その後、再び1stセットに戻した日本だが、思うように攻撃を展開できない。
停滞感を打ち破るため、須賀雄大監督は10分にタイムアウトを取り、選手に指示を与える。10分を過ぎても両チームにファウルはなく、クリーンかつ締まった展開が続く。14分には筏井が枠を捉える強烈なシュートを放ったものの、これは相手GKに防がれた。
試合が動いたのは16分。ポルトガルに右CKを与えると、中央への折り返しから主将アナ・アゼベドに合わされ、先制を許した。さらに直後のシーンでは、底辺で持った追野の横パスを狙われ、カカに追加点を奪われる。日本は相手の24本に対して5本のシュート、そのうち枠内シュートは2本と後手を踏む展開で試合を折り返した。

迎えた第2ピリオド、日本は1stセットからスタート。第1ピリオドと同様、3セット回しの戦いを選択すると、メンバーを組み替えながら猛攻を仕掛け、相手ゴールに迫るシーンを増やしていく。29分には宮原が強烈な左足シュートを放ち、セットプレーから筏井も積極的にフィニッシュに持ち込んだが、ネットを揺らせずに時間が経過していく。
残り4分を切ったところで日本はGKを網城と交代してパワープレーを開始。すると直後の37分、追野が右サイドから強烈な一撃を突き刺し、1点を返すことに成功した。

その後も自陣ゴール前を無人にする代わりに、5人対4人の数的有利をつくり出して攻め込んだものの、なかなか同点弾を奪えない。すると、残り1分を切ったところで“パワープレー返し”を決められ万事休す。ポルトガルに1-3で敗戦を喫した。
日本は29日、第3戦でタンザニアと対戦。今大会はグループ上位2チームがノックアウトステージに進出できるレギュレーションのため、勝ち点3で並ぶ両チームの勝者がグループ突破を決める。













