更新日時:2025.12.02
スペイン、開始1分半でハットトリックの衝撃…盤石の戦いでモロッコを破る アルゼンチンもコロンビアに勝利し準決勝進出|女子W杯/大会10日目

PHOTO BY伊藤千梅
12月1日、FIFAフットサル女子ワールドカップ フィリピン2025は大会10日目を迎え、ノックアウトステージが開幕。この日は準々決勝の2試合が行われ、スペイン、アルゼンチンが準決勝進出を決めた。

開始29秒で2ゴールからの1分半で3点目

グループAを1位通過したアルゼンチンは、グループBで2位のコロンビアと対戦。立ち上がりから攻勢を仕掛けたアルゼンチンが9分までに3点を奪うと、コロンビアも12分に1点を返して試合を折り返す。
第2ピリオドはスコアが動かない展開が続くも28分にアルゼンチンが追加点。3点差を追いかけるコロンビアはパワープレーでの逆転を狙い攻め続けたものの、最後までゴールを奪うことができずにタイムアップ。4-1でアルゼンチンが勝利を収めた。


グループBを1位通過したスペインはグループAで2位のモロッコと対戦。すると、開始わずか14秒でイレーネ・コルドバがネットを揺らしてスペインが先制する。さらに、29秒で追加点を挙げると、1分26秒で3点目を奪い、コルドバは、わずか1分半足らずでハットトリックを達成した。

これでスペインが突き放すかと思われたが、13分に1点を返されるなど、思うようにスコアを動かせない。しかし第2ピリオドに入り、21分にコルドバがこの試合4点目となるゴールを奪うと、34分、37分に追加点を挙げて勝負あり。終わってみればモロッコの13本に対してスペインが45本のシュートを放つなど圧倒し、6-1で勝利した。

この結果、それぞれのグループを首位で突破してきたアルゼンチンとスペインが順当に勝ち上がり、準決勝に進出。アルゼンチンはポルトガルとイタリアの勝者と、スペインはブラジルと日本の勝者と5日に対戦する。
なお、グループCを2位通過したフットサル日本女子代表は2日、グループDで1位のブラジルとの準々決勝に臨む。













