更新日時:2026.01.09
名古屋の奪還か、しながわの初優勝か。混戦模様の残留争いも激闘必至──。どうなる?Fリーグ!今季の優勝争いを楽しむファイナルシーズンプレビュー

PHOTO BY本田好伸
メットライフ生命Fリーグ2025-26シーズン ディビジョン1は、2025年12月29日にレギュラーシーズンの全日程が終了。2月から3月にかけて、運命のファイナルシーズンに突入する。上位6チームによる上位リーグでは、王座奪還を目指す名古屋オーシャンズと、悲願のリーグ優勝を狙うしながわシティの勝ち点が拮抗。下位リーグでは、F1残留をかけた熾烈な激闘が待ち受けている。
名古屋の“奪還”か、しながわの“大逆転”か
昨シーズン、リーグ連覇が「7」で止まった名古屋オーシャンズにとって、今シーズンは王座奪還が至上命題となっている。シーズン前には大型補強を敢行し、日本代表の石田健太郎や堤優太らに加え、将来を嘱望される若手選手をトップチームに迎え入れた。
序盤こそ連敗を喫するなどやや不安定な立ち上がりを見せたものの、その後は連勝を達成。第22節まで首位の座を守り続け、勝ち点は「52」に到達した。シーズン途中には、吉川智貴と篠田龍馬が今シーズン限りでの現役引退を発表。チームを長年支えてきた2人が、“絶対王者”としての誇りを取り戻し、有終の美を飾れるか。
首位・名古屋を勝ち点差「4」で追うのが2位につけるしながわシティだ。レギュラーシーズンでは好不調の波があったものの、11月から12月にかけて5連勝を達成し、優勝戦線に踏みとどまった。
特に第22節の名古屋との“天王山”は、負ければ勝ち点差「10」に広げられる可能性があったなか、敵地で3-1と勝ち切り大逆転優勝への望みをつないだ。しながわは昨シーズンから直近5試合の公式戦で4勝1分けと、対名古屋を苦手にするどころか相性は抜群だ。最終決戦に向けて、勢いを保てるかが鍵となる。
また、上位にはペスカドーラ町田、バルドラール浦安、立川アスレティックFC、フウガドールすみだの4チームも参戦。すみだにとっては、現レギュレーションのファイナルシーズン導入後、初めての上位リーグを戦う。
例年、優勝争いをかき乱すチームが登場するだけに、“ジョーカー”にも注目だ。
F1生き残りへ、崖っぷちの戦い
一方、レギュラーシーズン下位6チームによる下位リーグは、目の離せない残留争いが繰り広げられる。勝ち点「29」の湘南ベルマーレと勝ち点「27」のシュライカー大阪は頭一つ抜けているものの、9位から12位までの4チームは、勝ち点「20」から「15」の中にひしめく混戦模様となっている。
今シーズン昇格を果たしたボアルース長野は、1巡目は11試合で1勝1分10敗と6ポイントに留まり苦しい戦いを強いられたが、2巡目は4勝2分6敗と盛り返し、最下位を脱出。順位を9位まで上げてきた。
10位のバサジィ大分は、第22節の勝利が9試合ぶりの白星と、2巡目はは苦境に立たされ、ここまでの総得点はリーグ最下位の「35」と得点力に課題を残している。
大分と勝ち点「19」で並ぶボルクバレット北九州は、12月に大分との“九州ダービー”を制すると、松川網汰が日本代表に初招集されるなどうれしいニュースも飛び込んできた。“ボルク魂”をもって今シーズンも残留なるか。
窮地に立たされているのが12位のY.S.C.C横浜だ。勝ち点「15」と、一つ上の順位とは勝ち点差「4」が離れている状況で、残留のためにはファイナルシーズンで最低2勝以上が求められる。残留を争う4チームとのここまでの対戦成績は2勝3分1敗と五分の戦い展開しているだけに、際どい勝負で勝ちを引き寄せることが重要になる。
2025-26シーズンのファイナルシーズンは、各チームが5試合を戦うことになる。最初の2試合は2026年2月14日にボアルース長野の本拠地「ホワイトリング」で開幕。その後、「名古屋金城ふ頭アリーナ」に戦いの場を移し、フィナーレを迎える。すでに、これまでFリーグを支えてきた多くの選手がシーズン限りでの引退を発表しているなか、優勝争いや残留争いだけでなく、レジェンド選手たちの勇姿を見届ける舞台にもなるという意味で、絶対に見逃せないクライマックスとなる。
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