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作成日時:2026.02.10
更新日時:2026.02.10

完全アウェイで勝利し、つかんだ優勝。西宮・上久保仁貴監督が語る2点ビハインドをはね返した理由「チームとしての目線がそろった」【女子第16節|記者会見/浦安vs西宮】

PHOTO BY伊藤千梅

【メットライフ生命女子Fリーグ2025-26】バルドラール浦安ラス・ボニータス 2-3 SWHレディース西宮(2月8日/バルドラール浦安アリーナ)

2月8日、メットライフ生命女子Fリーグ2025-26シーズンの第8節が行われ、バルドラール浦安ラス・ボニータスとSWHレディース西宮が対戦。2点のビハインドをはね返し、3-2で勝利した西宮が2年連続2回目のFリーグ女王に輝いた。

試合後、上久保仁貴監督と高尾茜利が記者会見に出席した。

取材=伊藤千梅
編集=柴山秀之

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今シーズンは2冠を取りたい

●上久保仁貴監督|SWHレディース西宮

──優勝の瞬間を振り返って。

素直にうれしいです。こういう素晴らしい舞台を用意してくれた浦安のチームの方々にも感謝したいと思っています。

──試合に向けていろいろな想定をしていたと思いますが、どのような試合展開と予想していましたか?

条件的に勝たなきゃいけないのは、浦安さんだったので、リスクをかけて攻める必要はないと考えていました。

浦安さんがプレスをかけずに引いてくる選択をする可能性もあったので、それは試合前に「そうなれば、攻めないでボールポゼッションを取る」という話はしていたので、想定の範囲内ではありました。

──2点を先に取られてしまいましたが、ゲームプランの練り直しはありましたか?

もう取るしかないという気持ちに変わりました。

逆に、0-0で相手もプレッシングが来ない状況は「自分たちももどうしようか」と難しかったんです。想定はしていましたが、実際にどのようにボールを動かしたらいいのかまで綺麗に整理されていたわけではなかったので。ある意味、追いかけないといけないという展開になったことでチームとしての目線がそろったのかなと思います。特に何かを変えたというよりは、ゴールを奪いにいく、単純に点を取りにいくことを考えることができました。

──この2連覇の要因を一つ挙げるとすると何がありますか?

選手が昨シーズンの成績に満足することなく、この1年を頑張ってくれたことが一番大きな要因だと思います。

──昨シーズンから上乗せした部分、変えた部分はありますか?

大きく変えた部分としては、個人の推進力です。個人で仕掛ける回数や、個人で脅威を出すことに関しては、今シーズン、選手たちと一緒に取り組んできました。実際に今日もそういうシーンがたくさん出たのかなというふうに思っています。

──その成果にかなり満足していると。

優勝するためには必要なことで、自分たちが取り組まなければならないことでした。それが最終的に優勝という結果に出たのが、良かったと思っています。

──最後に、今シーズン1年を振り返っての総括をお願いします。

ファイナルシーズンの神戸戦で、今シーズン初めて敗戦したりとか、いろいろと難しい部分はありました。それでも、最終的に優勝という結果をもたらしてくれた選手たちに本当に感謝したいなと思います。

これを全日本選手権につなげられるように。今シーズンは本当に2冠を取りにいきたいと思っているので、また選手たちと一緒に頑張りたいです。



最後まで戦い抜いた仲間たちがすごく誇らしい

●高尾茜利|SWHレディース西宮

──優勝の瞬間を振り返って。

まずは本当に優勝ができて良かったです。リーグ戦の1試合ということに変わりはないですが、試合が終わってすごくホッとしています。チームメイトのみんなが誇らしいです。

──2点差がついた時の心境はどうでしたか?

2点差と言っても、時間はまだ残っていたので意外と焦りは感じませんでした。ベンチ内での声掛けも、焦っていたりマイナスなことは一切なかったですし、「まだまだいける」と落ち着いていました。

──浦安のホーム開催で完全アウェイの雰囲気でしたが、プレーへの影響はありましたか?

むしろすごく楽しむことができました。関西からもたくさんの応援に来てくださいましたし、選手の家族も来てくれて、アウェイで相手の応援が多くても、自分たちのサポーター席にいるみなさんがすごく心強かったです。

サポーターのみなさんのおかげで、「苦しい、すごい押されている」という雰囲気は全然なくて、この空気を楽しみながら40分間を戦えたかなと思います。

──今シーズンからキャプテンに就任しましたが、この1年間をどんな気持ちで戦ってきましたか?

私の前にキャプテンを務めていた尾川(奈穂)の時は、選手権優勝とリーグ優勝という結果を残していました。自分がキャプテンを務めた代で「結果を残せなかったらどうしよう」という不安もありましたが、「自分がキャプテンの代で優勝したい」という強い気持ちをもって1年間過ごしてきました。

──今シーズンの振り返りをお願いします。

優勝するためには一つも落とせない状況でした。試合前、アップの時には選手たちに「勝てなくてもいい試合だった」とか「内容は良かった」という言葉は抜きにしようと伝え、勝ちだけにこだわってきました。優勝に向けて勝ち進んだ1年であり、優勝争いをするのはすごく難しい中で、こうやってみんなで優勝をつかみ取れたのは良かったです。

最初にも言いましたが、最後まで戦い抜いた仲間たちがすごく誇らしいです。みんながチームメイトで良かったと思うし、まだまだ私たちのシーズンは残っているので、ここで満足せずに選手権もタイトルを取って2冠を達成して、引退する選手4名を送り出したいなと思います。

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