更新日時:2019.02.10
【F1第32節/すみだ×北海道】後半に好セーブ連発で勝利に貢献した岸将太を称える「練習の雰囲気が変わるほどのムードメーカー」(すみだ 須賀雄大監督)
PHOTO BY軍記ひろし
2月9日(土)にDUARIG Fリーグ2018/2019 ディビジョン1の第32節のフウガドールすみだvsエスポラーダ北海道が駒沢オリンピック公園総合運動場屋内球技場で行われ、3-2ですみだが勝利した。
今季最後の駒沢セントラル初日第2試合はすみだが先制点を奪う。3分に宮崎暁が放ったシュートをゴール前の岡村康平が触ってコースを変えてネットを揺らした。その後もチャンスを作るすみだだったが、追加点を奪えないでいると徐々に北海道の流れが傾く。すると4分、20分に連続失点を喫して1-2で試合を折り返した。
後半もチャンスを作りながら決めきれないすみだだが、33分に右CKのサインプレーから丹羽脩人のゴールが決まって同点。さらに34分には清水誠也が落としたボールを田村佳翔が左足で蹴り込んで一気に逆転した。終盤のパワープレーも凌ぎきり5試合ぶりの白星を飾った。
キャプテンは決定きの少なさに苦言
須賀雄大監督(フウガドールすみだ)
──試合を振り返って。
今日の試合の目標として、1つでも順位をあげる可能性がある限りそこに向けて戦う。それと同時にチームの総合力を上げるというテーマがありました。そのテーマに対してゴール決めた選手たち、後半からゴールを守った岸。今季、コツコツと努力をしつつも、なかなか大きな舞台で活躍できていなかった選手たちが今日活躍してくれました。
それはある意味、勝ち点3以上の価値があることだと思っています。これが自分たちのチームですし、これでチーム内の競争や練習の強度が高まると思っています。そういう意味で、今日はそういう選手たちにおめでとうと伝えたいですし、彼らを心から誇りに思います。
──後半からGKのポジションに入った岸将太選手の評価は。
彼は小さい頃から、今は日本代表でGKコーチを務めている内山慶太郎に憧れて、小学校からサッカーをプレーしながらフットサルを観戦しに来ていました。その頃から僕は彼を見てきましたが、ずっと彼の中にはフットサルというものがありました。
高校サッカーをやり終えた後フットサルに転向して、バッファローズに入ってコツコツと下積みをしてきました。今年からトップ登録になった選手です。彼がいるかいないかで練習の雰囲気が全く違うと言っても過言ではないほどのムードメーカーです。
彼が祝福されている姿は、それだけチームメートが彼をリスペクトしている証拠です。時には空回りもありますが、足元の技術もしっかりしていますし、人としても素晴らしいパーソナリティを持っています。爆発的に成長するというより一歩ずつ歩んでいく選手だと思っています。
諸江剣語(フウガドールすみだ)
──試合を振り返って。
5試合ぶりに勝てたことは良かったです。ただ、押し込んでいた中でフィニッシュに繋げられた回数は少なかったと思います。そこは課題が残る試合だったと思います。
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