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【インタビュー】50万円はゴールじゃない。“たぐP”こと田口元気が考えるクラウドファンディングの真の狙いとは?

PHOTO BYフウガドールすみだ

来季のリバプロの野望は?

──Fリーグ界のクラウドファンディングと言えば、先日まで立川・府中もクラブの公式マスコットを作るというプロジェクトを行っていました。その件で皆本選手にお話を伺った際に、田口選手が行っているリバプロに刺激を受けたと聞きました。

晃さんとは以前から「Fリーグをこうしていきたいね」など、いろいろな話をさせてもらっています。あのクラウドファンディングは「立川・府中が積極的にやっていきます」という1つのアクションになったと外から見ていて感じました。

丸山将輝選手と一緒に筋トレできるリターンが8分で売り切れるなど話題になっていましたが、こうしたプロジェクトは選手にとっても良い刺激になります。僕らもどんなリターンだったら喜んでもらえるかを考えましたが、みんなで1つのものを作るというプロセスがとても大事だと思います。

【インタビュー】皆本晃だからできること。公式マスコット作成プロジェクトに込めた思いとは──。

──立川・府中がクラウドファンディングで目標を大幅に上回る金額を集めたことに対しての感情は?

「やられた」とかいう感情は全くなくて「俺らもやってみようよ」という感じでしたね。真似というか、他のスポーツチームがやっていることに関しても僕らでやってみようよと思っていますし、それがフウガというチームに合うのか合わないのかの検証は必要ですが、今回のクラウドファンディングで言えば合っているなと。

──リバプロとして今後の野望などもあるのですか?

あります。これは一過性にしてはいけないことだと思います。リバプロをやることで、「あそこは面白いことをやっている」というチームのブランディングになっていると思います。また、今の若手にも刺激になります。

今季に関してはコンテンツ作りを一番にやってきました。来季に関しては、それをいかに外に発信していくかに注力してやっていきたいですね。見え方なども含めてですし、スクリーンに関しても僕たちが作っているコンテンツを会場で発信したいという思いがスタートした理由の一つでした。

SNSはすごく良いんですが、どうしてもフットサルに興味がある人の中にとどまってしまうところがあります。それをどう外に発信していくかと考えて、墨田という場所、錦糸町駅からの好アクセスの場所にある体育館ですし、そこから外に向けて何かを発信していきたいなと思っています。

──来季もリバプロの活躍から目が離せないですね。

来季もアリーナをみんなで創っていきたいと思っています。ぜひよろしくお願いします!

あくまでもフットサル選手です

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