更新日時:2019.02.25
【女子プレーオフ決勝/神戸×サイコロ】 江口vs筏井 女子最高峰のマッチアップが実現!「警戒していたので狙ってぶつけました」(神戸 神戸洋平監督)
PHOTO BY軍記ひろし
2月23日(土)、GAViC Presents 日本女子フットサルリーグ2018 プレーオフ決勝、リーグ1位のアルコイリス神戸とリーグ3位のさいたまサイコロの第1戦が武田テバオーシャンアリーナで行われ、神戸が7-5で勝利を収めた。
試合は開始5分にサイコロのエース・筏井りさに先制されてしまう。しかし関灘美那子のシュートがネットを揺らし同点に。その後またも勝ち越されるが17分に江口のカットインからのグラウンダーのシュートで再び追いつく。さらに19分と残り5秒に2得点を決めて4-2で前半終了。
エンドが変わって後半26分、サイコロに3点目を許してしまい1点差に詰め寄られるが29分にワンツーで抜け出した藤田靖香のゴールで突き放す。そして31分には江口がゴール前に斜めの強いパスを送るとこれがオウンゴールを誘発。36分に藤田の2ゴール目で4点差にするが終盤に2失点を喫してしまい試合終了。
試合は7-5で終わり2点差で明日の第2戦へ弾みをつけた。
筏井選手を警戒していたつもりだが……
神戸洋平監督(アルコイリス神戸)
──試合を振り返って。
予想はしていましたがプレーオフ決勝戦ということで、大変厳しい試合になりました。筏井選手を警戒していたつもりですがそこでやられてしまった。そこを修正して明日に向けて万全の準備をしたいです。
──試合の立ち上がりは攻撃が上手くいっていない印象だったがなにか修正をしたのか。
練習からセットでプレーをしていて、その中でセット間での話し合いで修正する能力がみんなあるのである程度は任せていました。それプラス、僕が気になったところをアドバイスして修正していました。リズムが良くなかったのは(ボールを)止めてしまってそこでプレッシャーにハマってしまったので「もう少しボールを動かそう」と声かけしました。
──江口選手が筏井選手がマークにつくためにいつもよりポジションを下げてフィクソのような位置にいたことについては。
ウチのフィクソも弱くないですけど何回も失点する場面がありました。江口選手はその辺の対応が良く能力あるのでわざとマッチアップさせました。
──江口選手を後ろに置くことで攻撃的な狙いも付属的にあったのか。
一番の目的は失点を筏井選手を止めて失点防ぐことです。ですがいい形でボールを奪えたときに前を向いて攻撃ができるので江口選手がいいプレーも出せたのかなと思います。
──ハイボールが多かったが明日に向けてロングボール対策は。
今日もロングボールを入れられてから対策をしていましたが、一人で勝つのではなくフィクソの選手とGKが連係して守っていけたらと思います。
加藤正美(アルコイリス神戸)
──試合を振り返って。
監督が言ったとおり失点が多かったがそれを上回る得点ができたのは自分たちらしさかなと思います。受け身にならず、もっともっとアグレッシブに試合ができるように明日に繋げたいと思います。
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