更新日時:2019.02.25
【プレーオフ決勝/名古屋×大阪】大阪の猛攻を凌いだ名古屋が2年連続11回目の優勝!「今までにないぐらいの応援に助けられた」(名古屋 星龍太)
PHOTO BY軍記ひろし
2月24日、DUARIG Fリーグ2018/2019 ディビジョン1のプレーオフ決勝戦の第2戦が名古屋オーシャンズの根拠地・武田テバオーシャンアリーナで行われ名古屋はシュライカー大阪に3-2で勝利。2年連続11度目のリーグ優勝を手にした。
前日の試合を落とし優勝のためには勝利が絶対の名古屋は前半10分、ヴァルチーニョのミドルシュートが相手GKに当たってオウンゴールを誘発。12分には高い位置で奪ったヴァルチーニョから西谷良介へとつなぎ最後はペピータが決めて2点リードで前半を終える。
迎えた後半は28分にヴァルチーニョがGKとの1対1を決めて3点リード。これで試合をほぼ決定づけたかと思われたが、直後に大阪がパワープレーを開始。すると36分20秒と36分31秒に稲田瑞穂がゴールし一気に1点差に詰め寄られてしまう。それでも1点のリードを守り切った名古屋が勝利。
プレーオフを1勝1敗で名古屋の2年連続11度目の優勝が決まった。
10秒で2失点は苦しかったが、それも決勝の醍醐味
ペドロ・コスタ監督(名古屋オーシャンズ)
──試合を振り返って。
素晴らしいゲームでした。選手に「お疲れ様です」と「おめでとうございます」と伝えたいです。このピッチには勝者しかいなかった。なので私たちだけでなく相手チームにも「おめでとうございます」と伝えたいです。今日、来てくださった皆さんにも感謝の気持ちを伝えたいです。このような舞台で戦えたことは最高でした。
ゲーム展開としては私たちは先手を取れるようにアグレッシブな姿勢で、ある程度、私たちが求めていたフットサルはできていたと思います。しかし、2点を取って折り返せたことには満足していますが、決定機をもっと決めていれば、もちろんそのすべてをものにできるわけではないですが、もう少し余裕を持てたのかなと思う展開でした。
3点目がポイントになると感じながら後半に入って、いい時間帯に3点目を決められたので、相手の隙や焦りを突いていけると思いました。ですが、逆にこちらが2失点してしまい、そこが一番、苦しい時間でした。その失点シーンは、10秒くらいで2点を取られましたが、それも決勝の舞台の醍醐味なのかなと。
その後、スコアをキープできたことはいい部分ですが、エキサイティングしすぎてしまった反省点もあります。最後は、辛抱しながら戦えていたことで公平な結果が残せたのかなと思います。
星龍太(名古屋オーシャンズ)
──試合を振り返って。
今日の試合は相手が早い段階で決めたい気持ちなのかプレスが速く、強くて最初、僕達のリズムが掴めませんでした。そこから我慢ができて2得点が取れたのはいい点で、前半折り返せた。そこは僕達がシーズンを戦ってきたやり方で結果を出せたのかなと。後半はポンポンと2点取られたところで中の選手たちも周りの会場の雰囲気も悪くなってしまいましたがホームでやれている利点もあって、今までにないぐらいの会場の後押しや応援に助けられて、それが最後の3分を守り切れた要因の1つだと思います。監督が言ったとおり、いい試合でここには勝者しかいない、そういう試合でした。ここを勝ち切れて本当に良かったです。
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