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作成日時:2019.03.09
更新日時:2019.03.09

【全日本選手権準々決勝/仙台×町田】2点リードからPK戦の末敗退……。「この経験がプラスになるように努力を」(町田 滝田学)

PHOTO BY軍記ひろし

3月8日、JFA 第24回全日本フットサル選手権大会準々決勝が駒沢オリンピック公園総合運動場 屋内球技場で行われ、ペスカドーラ町田はヴォスクオーレ仙台と対戦し、PK戦の末、準々決勝での敗退が決定した。

試合は12分、町田が6つ目のファウルで第2PKを獲得する。キッカーを務めたダニエルサカイのゴールで先制。すると14分には森岡薫が追加点を決めて2点差をつけて前半終了。

しかし後半の開始27秒にコーナーキックから失点を許してしまい早くも1点差に詰め寄られる。そして29分には同点弾を許してしまいスコアは2-2に。一進一退の攻防を繰り広げながらもゴールは生まれず延長戦へ。

延長戦では相手ゴールへ迫りシュートを浴びせ続けたが得点とはならずPK戦へと突入する。PK戦では滝田学、原辰介、日根野谷健がそれぞれ決めGKの小野寺優介も奮闘したが仙台に4本のPKを決められてしまい試合終了。

この結果を受けて町田の準々決勝敗退が決定した。

以下、滝田学のミックスゾーンでのコメント。

とにかく上手くいかなかったシーズンだった

滝田学(ペスカドーラ町田)

──試合を振り返って。

PK戦は仕方ないですけど、それまでの戦いが今シーズンを象徴するような試合で後悔するような戦い方でした。

──改めて何が足りなかったのか。

自分もそうですけど、足りないのはそれぞれの実力不足ですね。これというものではなくてただ単に足りなかっただけですね。

──全日本選手権ではよく「このメンバーでできる最後の大会」と言われますが今シーズンの町田はその意味が強かったのでは。

そうですね。(退団が発表された)アウグストはもう(リハビリのため)ブラジルに帰ってしまっていますけど大きく変わります。そういう意味でも思いが強い部分は今回はいっぱいあるのですごく悔しいですね。

──今シーズンはどんなシーズンだったのか。

とにかく上手くいかなかったです。上手くいく努力をそれぞれが怠っていたわけでなくみんな真摯に取り組んでいました。みんなに責任があるけど誰のせいでもないというようなシーズンだったかなと思います。

──今回で岡山孝介監督が指揮を執る最後の試合となってしまいました。試合後のロッカールームではどんな言葉を掛けられたか。

今シーズンは悪いときの方が圧倒的に多かったですけどいいときも悪いときも、変わらず練習に真摯に一生懸命取り組んでくれたことは本当に感謝しているということはありました。

──この悔しい経験を無駄にしないためにも来シーズンはどう生かしていくか。

来シーズン、僕自身もそうですけどチームが決まっているわけではないですし、退団する人もいますし、このスポーツをやるかわからない人もいます。そういった中でそれぞれ残る人は残る。それぞれのフットサルにしろ人生すべてにおいてこの経験がプラスになるように努力しないといけないです。

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