更新日時:2019.05.19
町田が16点が入り乱れる乱打戦を制して大会3位へ!「6人の選手が決めたということはチームにとってポジティブ」(町田 ルイス・ベルナット監督)
PHOTO BY軍記ひろし
Fリーグオーシャンカップ2019の3位決定戦が武田テバオーシャナリーナで行われ、ペスカドーラ町田は立川・府中アスレティックFCに10-6で勝利を収めた。
試合は開始3分にコーナーキックから失点を許してしまい町田はいきなり苦しい状況に。同点に追いつくべく積極的に攻めるが立川・府中の守備を前にしてなかなかシュートへ持ち込めない。13分には再びコーナーキックから失点してしまうが、直後の14分に左サイドで放った新倉康明のシュートがニア上に突き刺さり町田が息を吹き返す。16分にキックインに合わせた森岡薫がゴールを決めて2-2の同点に。そして18分にはゴール付近で構えていた室田祐希がロングボールをゴールへ流し込み逆転する。19分に同点に追いつかれるが前半残り56秒に森岡がゴールを決め1点リードで前半が終了する。
しかし後半開始早々に再び同点弾を許し残り22分を4-4の同点で戦うことに。それでも、28分に森岡のミドルシュートが相手に当たって軌道が変わりゴールイン。再度逆転に成功する。そして30分にはコーナーキックから横江怜がボレーシュートを叩き込んで2点差に。その10秒後に菅谷友寿もゴールを決めスコアを7点目を決める。すると残り5分を切ったところで立川・府中はパワープレーを開始。これにより2失点を喫したが町田はパワープレー返し等で3点を決め、最終スコアは10-6。町田が3位決定戦と乱打戦を制した。
この大会で出た課題をリーグ戦に向けて
ルイス・ベルナット監督(ペスカドーラ町田)
──試合を振り返って。
選手たちの戦いぶりに満足しています。少ない日数の中で試合と合宿もあって、チームに合流して1カ月も経たないのにみんなが疲れている中、よく戦ってくれたと思います。そして今日の試合もそうですし、ずっと課題にしているフィニッシュの面で多くの選手が決めることができたのでよかったと思っています。オフシーズンの時に練習試合を何試合かしましたが一度も勝つことができずに選手の中で不満があったと思いますがここに来てFリーグのトップ3チームと試合をして唯一名古屋に負けたことがチームにとってプラスだと思っています。
6人の選手が決めたということはチームにとってポジティブに捉えることだと思います。フィニッシュの面でもそうですし、味方を信じてファーセグンドへとこぼれ球を信じて詰めることができたことがチームにとってプラスなことです。
最後に、チームのスタッフ、選手、サポーター、スポンサーの皆様、この大会を管理していただいている皆様に感謝したいと思います。皆様がいなければ僕らはこの6週間で結果を得ることができなかっただろうから本当にありがとうございます。あとはFリーグの関係者の皆様、この大会に関係している皆様にも感謝しています。100点満点でした。
森岡薫(ペスカドーラ町田)
──試合を振り返って。
5日間で4試合は選手にとって厳しいことですが、それでも3位という結果に終わったことをプラスに捉える人もいればマイナスに捉える人もいます。新しい監督のもとで組み立てる段階でもある。そういう意味では若い選手がたくさん出てきてベテラン選手と今後に出たりする中でいいプレーもありましたし、課題に残るプレーもあった中でもこの結果はプラスに考えてもいいのかなと思います。リーグも6日後に始まるのでそこでいい結果を出せるように今回の課題をみんなで話し合って監督の下でいい準備をしてやりたいと思います。
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