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作成日時:2019.01.14
更新日時:2019.01.14

フットサルでみんなが笑顔に! 北海道胆振東部地震の復興イベントで被災地に笑顔が戻る!

PHOTO BY藤牧直子

エスポラーダからは小野寺監督と宮原選手が参戦

1月11日(金)に 鵡川中央小学校にてEGAOレクリエーション@むかわが開催された。

復興フットサルF・J・M・UT実行委員を中心に行われた今回のイベント。当日は札幌を中心に大雪が降り数時間で今季初の積雪50センチを越える悪天候により、開催時間が遅延するも無事に実施された。

イベントでは、むかわ町、厚真町・安平町在住の小学1年生から小学6年生を対象にフットサルを主体としたレクリエーションを実施。エスポラーダ北海道からは小野寺隆彦監督と宮原勇哉選手が参加し、子供たちとのフットサルを楽しんだ。

参加者の中にはエスポラーダ北海道のリストバンドを身につけている子供もちらほら。さらに普段アイスホッケーをしていてボールを蹴るのが初めての女の子もいた。

監督と選手を前に子供たちは最初は少し緊張気味の様子だったものの、練習で見せた小野寺監督のプレーに「凄い!もう一度見せて!」とすぐに打ち解ける。

練習後のフットサル大会では、復興フットサルF・J・M・UT実行委員の大人たちと宮原選手のチームを相手に「負けないよ!」と真剣な眼差しの子供たち。ゴールを決めた時には最高の笑顔を見せてくれた。

3時間のイベントが終了する頃には「ありがとうございました!」と子供達の表情もすっきり。参加者の親御さんからは「久しぶりにいっぱい走って汗かいて、楽しそうでした」、「子供が凄く楽しかったと喜んでいました」と暖かいコメントも。子供たちだけではなく大人も笑顔になったEGAOレクリエーション@むかわとなった。

小野寺隆彦監督(エスポラーダ北海道)

フットサルを教える以前に1道民とし被災地むかわの子供たちと同じ時間、同じ楽しい時間を過ごせたことが何より嬉しく感じています。普段アイスホッケーやスポーツに関わっていない子供たちもいましたのでフットサルがどこまで浸透したのか僕自身もまだまだ勉強不足だなと思う所もありました。

けれども女の子がゴールを決めてガッツポーズをしていたりとか、ゴールを目指して必死に戦っていたりとかそう言う姿を見て、やって良かったなと。我々は競技としてFリーグを戦っていますが、フットサルは楽しめるスポーツだということを身近に感じてくれていたのなら良かったと思います。

まだまだ日常生活の中で大変なこともあるかと思いますけれども、札幌から応援していますしみんなの為に力になれるのであればまた一緒にボールを蹴ったり楽しい時間を過ごしたいなと思っておりますので、お互いに頑張っていきましょう。

宮原勇哉選手(エスポラーダ北海道)

むかわ町に来たのは初めてですが元気な姿を見て、僕自身も元気を貰いました。 残り少ないですがホームゲームは続きますし今回一緒に蹴って改めて自分の立ち位置を認識しました。

試合を見に来て頂きたいのと、これからも夢を持って一日一日を大切に過ごして頂けたらと思います

相馬亜充さん(F・J・M・UT実行委員/むかわ町在住)

「無事開催出来たこと」、「子供達の笑顔が見られたこと」、「自分達も笑顔になれたこと」。そういった目標を達成することが出来たと思ってます。

何より監督、プロ選手が指導してくれて、さらにはプレゼントを用意してくれたエスポラーダ北海道様には感謝しかありません。本当にありがとうございました。

実行委員長を務める藤牧直子が「震災ボランティアでむかわ町に来た時、河川敷でボールを共に蹴った大人が子供の様な笑顔になっていた」とあの震災以降に話していましたが、今回もその光景に導けたと思ってます。

まだまだ始めたばかりの私達の活動ですが、一歩進めたのでこれからも活動を通して皆さんにEGAOを届けたいと思ってます。

記事提供:藤牧直子(F・J・M・UT実行委員 委員長)

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